バレエを習う三大メリットは?経験者の意見から解説!!

こんにちは。kinakomochiです。
皆様、バレリーナに憧れたこと、1度はあるのではないでしょうか?
最近だと、芸能人やアイドルにもバレエを習っていた人が増えてきていますね。
実際、2016年の調査によると、バレエを習う日本人は約36万人もいるとか。
これは、世界の中でもかなり多い方らしいです。
でも、バレエは誰でも簡単に習えるものかというと、そうでもないですよね。
お金もかかるし、時間もかかるし、ケガするかもしれないし…。
バレエに憧れるお母さま方の中には、自分の子供にバレエを習わせようか迷っている人も多いのではないでしょうか。
しかも、バレエを習ったことがないと子どもに習わせた方がいいかどうかなんて想像できません!
想像できても不完全です。
そこで!バレエ経験18年の私が、バレエを習う三大メリットをお伝えしようと思います。
こんな経験を、わが子にさせたい!と思う方は、ぜひバレエを習わせることを考えてみてください。
もちろん、大人になってからでも遅くないですよ!
では、さっそくスタートです!
バレエを習うメリット、経験者のアンケート結果!
さて、バレエ経験者の意見を参考にして、バレエを習うメリットを見ていきましょう。
アンケートに参加してくださったのは、私の周りのおよそ100名のバレエ経験者の方々です。
ご協力、ありがとうございます!
ほんとに100人も知り合いがいるんか?
こばたん(ツッコミ役)
ちょっと盛ってる。
きなこ(私)
やっぱり。
こばたん
はじめに、バレエ経験者のアンケート調査の結果をグラフでお見せします。
断っておきますが、アンケート項目設定はものすごく主観的なので、悪しからず…!
ちなみに、答えてくれたバレエ経験者は、圧倒的に女性が多いです。
バレエ経験者の人には、「バレエを習ってよかったと思う理由に最も近いもの」を選んでもらいました。
項目は以下の通りです。
- 姿勢が良くなった
- 人前に立つ経験ができた
- 友達ができた
- 表現力が身についた
- 体力が鍛えられた
- 精神的に鍛えられた
そのアンケート結果がこちらです!どーん!
というわけで…上位3位までの結果は以下の通りとなりました。
第1位:人前に立つ経験ができた(30%)
第2位:精神的に鍛えられた(27%)
第3位:姿勢が良くなった(20%)
ここではこの上位3位の項目を、バレエを習う三大メリットとして解説していきます。
バレエを習う三大メリットは?徹底解説!
さて、ここからは先ほど定めた三大メリットを、私自身の視点から解説していきます。
一度ここでまとめておきましょう。
- 人前に立つ経験ができる
- 精神的に鍛えられる
- 姿勢が良くなる
よし、解説していくぞ!
きなこ
ガンバレ!
こばたん
メリット1:人前に立つ経験ができる
バレエを習って一番日常では経験できないこと、それがこの「人前に立つ経験」です。
バレエで「人前に立つ経験」には、大きく以下の3つの種類があります。
①発表会
②コンクール
③オーディション(レッスン)
①発表会
1つ目は、バレエを習ったことがある人なら経験したことが多いであろうお教室の「発表会」です。
発表会は日ごろの練習の成果を、家族や友人、恋人(?)などに発表するための場です。
規模はお教室の大きさによるかと思いますが、なにせ踊るための”舞台”が必要なので、小さくても300人くらいの客席の前で、大きければ1000人以上の客席の前で踊ることになります。(わお)
普段の生活で300人の前に立つことはあまりないですよね。
しかも、日ごろの練習の成果を発揮する、たった1回の舞台です。大人でも緊張しない人は少ないでしょう。
大体お教室の発表会は1年に1回くらい行われるところが多いかと思います。
仮に、小学校の6年間、大きめのバレエ教室に通っていたとしたら、6年間で6000人の前に立つことになります。
…これだけ聞くと、なんだか大物になる予感がしますね。
実際、私は18年間で”発表会“と換算できる舞台を12回ほど経験しました。
だからなんだという話ですが、舞台経験が多いと「人前に立つ」ということにあまり抵抗がなくなるような気がします。(もちろん個人差はあります)
私の場合、仕事場で「肝が据わっているね」と言われることもたまにあります。
舞台経験が多いと、人前に立つ抵抗がなくなるだけでなく、緊張のほぐし方、集中するスイッチへの切り替え方など、自分なりの緊張への対処法がわかってきたりします。
この辺りは、舞台に真剣に向き合えば向き合うほど、得るものが大きい気がしますね。
②コンクール
日本では、全国規模のバレエコンクールが年100回以上開催されています。
バレエのコンクールは、スポーツでいうとインターハイのようなものでしょうか。
形式は各コンクールによって様々ですが、一般的なバレエコンクールの特徴を以下に上げます。
・曲の長さは1分~3分程度
・出場者数:総数100人~1000人(ピンキリ)
・審査員:バレエ団理事、バレエダンサー、評論家など、10名~20名
・会場規模:座席数1000~2500程度
コンクールと発表会の違いは、「審査されるか否か」です。
発表会ももちろん”舞台の経験”であることに変わりありませんが、その緊張感には圧倒的な違いがあります。
私の体感ですが、やはりコンクール経験者は独特の「強さ」を持っている人が多いなと感じることが多いです。
なにせ周りの人全員ライバルの「バトルロワイヤル」状態ですからね…!雰囲気が怖いんですよ…。
このコンクール独特のピリピリ感を経験すると、ちょっとやそっとのことでは折れない人間になれるような気がします。
③オーディション(レッスン)
3つ目の「人前に立つ」シチュエーション、それは日々のレッスンです。
オーディションと書きましたが、バレエ団やサマースクールなどのオーディションはバレエのレッスンを審査されることが多いです。
そして、それは日々のお教室のレッスンとなんら変わりありません。
バレエを習うと毎回のレッスンで、人に見られまくります。(言い方)
ちなみに、バレエのレッスン風景って見たことありますか?
こんな感じです。
着ているものは、薄っぺらいレオタードとタイツだけ。(あ、下着っぽいものはもちろん着てますよ汗)
なにも自分を守ってくれないのです…。
バレエのレッスンでは本当にいろんなことを気を付けながら体を動かすのですが、一挙手一投足を全部”先生“に見られています。気が抜けない~。
“先生“だけじゃないですよ。周りのお友達もみんな見ています。(仲間だと思ってたのに!!)
舞台だろうがなかろうが、バレエを踊っているときは、常に人前に立っていると考えてよいでしょう。(ひえ~)
メリット2:精神的に鍛えられる
2つ目のメリットは、「精神的に鍛えられる」ことです。
バレエって、相当体を使うんですけどね、なんで体じゃなくて精神なんでしょうか?
それはですね…1つ目のメリットである「人前に立つ経験」でもう察している人もいるかと思いますが、バレエってかなり神経をすり減らすからです。
大丈夫かぁ~?
こばたん
心配するな。
きなこ
お前誰や!
こばたん
バレエで気を使う必要のない体の部位はありません。文字通り、頭のてっぺんから足の先まで全部気を使います。
また、ほかにも精神的にバレエで身につく力は以下があげられると思います。
- 集中力
- 記憶力
- 理解力
- 忍耐力
- 対応力
などなど。上げればきりがないです。(精神的というのか微妙なものも混じっていますが)
それぞれ軽く説明してみましょう。
「集中力」「記憶力」「理解力」は主に日々のレッスンで頭と体をしごかれながら、身につくものです。
「忍耐力」は辛い体制を保つ、みたいな意味もありますが、先生に叱られ続けても、何か辛い出来事があっても、気分が乗らなくても、”レッスンに通い続ける“ということで一番身につくものだと思います。
「対応力」は、主に舞台上で、何かあったときにすぐ臨機応変に対応する力です。舞台上では、何が起こるかわかりません。転ぶかもしれないし、靴が脱げるかもしれないし、つけまつげがとれるかもしれません。(リアル)
そういうときでも、できるだけ観客に気づかれないように対応できれば、もうプロです。
こんな感じで、バレエを習うと精神的にタフになります。
メリット3:姿勢が良くなる
バレエを習うメリット、3つ目は「姿勢が良くなる」ことです。
日常生活ではこれが一番役立ちますね。
健康的にも、印象的にも、姿勢が良くて悪いことは1つもありません。メリットしかない。
美しいダンサーの姿勢を、見てみましょう。
引用:Instagram
こちらは日本の代表的なバレエダンサー、中村祥子さんです。
立っているだけでもわかりますよね、この姿勢の美しさ…!!女神でしょうか。
引用:Instagram
続いてもう1人。ロシアのマリインスキーバレエ団で活躍している永久メイさんです。
中村祥子さんが女神なら、永久メイさんは天使でしょうか。
舞台が終わって、観客に挨拶しているところですが、これがダンサーの基本姿勢です。
ほれぼれしてしまいますね。
こんな姿勢になりたかったら、今すぐバレエを習いましょう!!
バレエを習う3大メリット【まとめ】
ここまで、バレエを習う三大メリットを、バレエ経験者の意見を参考に解説してきました。
まとめると、以下になります。
- 人前に立つ経験ができる
- 精神的に鍛えられる
- 姿勢が良くなる
他にも、バレエを習うことのメリットはたくさんあります。
もしこの記事を読んで、バレエを習うことに興味を持ったら、ぜひお近くのバレエ教室を覗いてみてください…♪
最後までお読みくださり、ありがとうございます。