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ジェンダーレス=LGBT配慮?色々な性別・性指向について解説!

 
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たまに絵も描く新人ライター。生き物とAIが好きな文系。 好きなことしかできないから本業ライター目指して突っ走るしかない。 筋肉と体力精神力と画力が欲しい。 同名でTwitterもやってます。

2018年に千葉県の柏の葉中学校でジェンダーレス制服が導入されたことが大きく取り上げられ、それに続くようにだんだんと女子用のスラックスやキュロットを導入する学校が増えてきたように感じます。

 

「ジェンダー」という言葉自体は数十年前からあるものの、身体的性別とは別にある性別についての認知が広まったのはここ数年であり、理解したい気持ちはあっても追いつかずに的外れな言動をとってしまうケースは珍しくありません。

 

また、そもそも理解したくない・面倒くさいから排除したい、いないことにすればいいのにという人も未だ多くいます。

 

しかし、日本の人口に占めるLGBTQの割合は8~10%といわれており、これは現在の日本の10~19歳の人口と同じくらいです。

そう考えると、無視していい人数ではないと思えてこないでしょうか?

 

それでも理解する気がない人に関しては本人の考えが変わらない限りどうしようもありませんが、彼らを尊重したいと思っている人が理解不足や勘違いで空回ったり、かえって当事者を傷つけたりしてしまうのは、なんだか悲しいしもったいないですよね。

 

今回は、

  • 男性・女性以外の性自認
  • 性的指向・恋愛指向
  • 性表現

についてご紹介していきたいと思います。

この記事が、読んでくださった皆様のジェンダー理解や尊重につながれば幸いです。

 

男性・女性・その他(T,Q,Xなど)

かつては性別は男女2種類+稀に生まれるどちらでもない半陰陽(※ただし多くの場合は手術により男女どちらかの身体にする)と考えられてきましたが、現在は他にも多くの性別があると考えられるようになってきました。

 

例えばFacebookやGoogleの性別欄は、58種類から選択もしくは自由に入力ができます。

性別の種類は、

シスジェンダー

  • 身体と性自認がともに男性
  • 身体と性自認がともに女性

 

トランスジェンダー

  • 身体が男性で性自認が女性
  • 身体が女性で性自認が男性

 

X(エックス)ジェンダー・ノンバイナリー

  • 性自認が男:女=1:9~9:1
  • 場所や状況、日によって変動する
  • 男女どちらでもない(無性別)
  • 男性であると同時に女性でもある(両性)
  • (まだ)分からない
  • 性転換手術を受けて身体的性別と性自認が一致した
  • 第3の性別

 

などがあります。

 

「理解するのが面倒くさい」と感じている人の中には、58種類以上ある性別を一つ一つ切り分けて理解しなくてはならない、と思っている人がいるかもしれません。

 

しかし大切なのは、そして多くの当事者が求めているのはあくまで「性には多様性がある」ことを知ってもらい、性別欄に「その他」を加えたり性別欄自体を無くしてもらうことであり、いつもどこでも58択から選べるようにしてほしいわけではありません。(書く方も探す方も大変だし)

 

そのあたりの認識についてきちんと対話をしていけば、シスジェンダーでない人々も「社会的弱者」ではなくマジョリティ(多数派・多数者)と対等の存在として生きていけるようになるのではないでしょうか。

 

セクシャリティ・ロマンティック(L,G,Bその他)

性自認と性的指向(セクシャリティ)はあくまで別々であり、「シスジェンダー女性は異性愛者である」「性自認が女性のトランスジェンダーは性愛・恋愛対象が男性である」のように結びつくものではありません。

 

性的指向(セクシュアリティ)

「LGBT」という略称・総称のうち、

 

  • L レズビアン(女性の同性愛者)
  • G ゲイ(男性の同性愛者)
  • B バイセクシャル(男女どちらにも性愛感情が向く)

 

の3つは性的指向です。

 

また、相手の体の部位や服装、年齢など性的な好みを指す「性的嗜好」は、音は同じですが意味は異なります。

 

※ゲイ男性に対する「ホモ」やレズビアン女性に対する「レズ」といった呼称は差別的とされる場合があるため、できる限り避けるべきという意見があります。

 

性的指向は上で触れたLGBの他に、

 

  • ヘテロセクシャル(異性愛者)
  • パンセクシャル(Xジェンダーも含め全ての性別が恋愛・性対象となる)
  • アセクシャル(他者に性欲求も恋愛感情も抱かない)
  • デミセクシャル(強い愛情・友情を感じている相手など、ごく一部の場合に性的欲求を抱くこともある)
  • ノンセクシャル(他人に恋愛感情は抱くが性欲求は抱かない)

 

などがあります。

 

恋愛指向(ロマンティック)

恋愛対象=性対象という人だけでなく、恋愛感情は抱くが性欲求は抱かない、もしくはその逆といったパターンも存在するため、性的指向と恋愛指向(ロマンティック)は区別される場合があります。

 

種類は、上で紹介したセクシャリティの「セクシャル=性欲求」部分を「ロマンティック=恋愛感情」に置き換えた「アロマンティック(他者に恋愛感情を抱かない。性欲求は抱く場合がある)」や「デミロマンティック」などの他に、

 

  • リスロマンティック(アポロマンティックとも。恋愛感情はあるが相手からそうした感情を向けられることは望まない)
  • ガイノロマンティック(ジノロマンティック、ガイネロマンティックとも。女性に対してのみ恋愛感情を抱く)
  • アンドロロマンティック(男性に対してのみ恋愛感情を抱く)
  • クワロマンティック(クォイロマンティックとも。恋愛感情と友情の境界がない)

 

といった人もいます。

 

LGBやパンセクシャルなどへの理解は進んできていますが、アセクシャルはいまだになかなか理解してもらえないといった声もあり、「恋愛経験がない人は何かしら異常がある」などの差別・偏見の一日も早い解消が望まれます。

 

性表現(服装や色などの好み)

ジェンダーとは関係なく、例えばシスジェンダー女性や特に自分を男性だとは思っていないXジェンダーの人が好んでメンズの服を着て生活したり、逆にシスジェンダー男性がピンクや紫の小物、スカートを身につけたり、メイク動画をSNSにアップロードしていることもあります。

 

これまでは、可愛い物・色は女性のもの、かっこいいものは男性のものと性別で分けて考えられることが多く、そこから逸れた選択をすると「女の子なんだからもっと可愛いものを」「男なのにスイーツや可愛いものなんて」などの言葉をぶつけられることも珍しくありませんでした。

 

※「男性(女性)はこうであるべきだ」のような固定概念、偏見、差別を「ジェンダーバイアス」といいます。

 

実際に、例えば子供向け商品に目を向けると、女児はプリキュアやアクセサリー、ピンクや紫といった色のグッズを好む傾向が強く、反対に男児には仮面ライダーや剣のおもちゃ、青や黒などかっこいい寒色系のものが人気なようです。

 

しかし、必ずしも全員がそうとは限りません。

 

大切なのは、年齢や性別に関係なく、人それぞれが保護者も含め他人から好みや価値観を押しつけられずに自分らしい服装・髪型で自分の趣味・嗜好に時間やお金を使えることではないでしょうか。

 

まとめ

冒頭でも触れたように、最近は学校制服に女子用スラックスやキュロットが導入されたり、男子もスカートをはいてよいとされたり、服装規定から性別に関する記述自体を削除したりといった動きが広まっています。

 

しかし未だ理解が不足していたり、それぞれの立場の認識にずれがあることも多く、「スカートよりは暖かいだろうと娘にキュロットを買ってやろうとしたら『LGBTの生徒じゃないと売れない』と断られた」というようなケースも聞かれます。

 

またLGBT関連のニュースに関するSNS投稿やニュースサイトのコメント欄に関しても、2021年3月現在においてもLGBTの人に対する非難や誹謗中傷、茶化すような内容が目立つのが現状です。

 

そうした書き込みを行う層には、これまでの「男性(女性)はこうでなくてはならない」という空気の急激な変化についていけない人や性的少数者による犯罪の被害に遭ったことがある人だけでなく、

 

「自分はずっとジェンダーバイアスの中で耐えてきたのに下の世代は苦しめられずに済むなんておかしい」

 

という気持ちで差別・偏見を助長するような言動をとっている人もいるかもしれません。

 

実は、ゲイもしくはバイセクシャルなどの男性には、同時にゲイフォビア(同性愛嫌悪)でもある・過去にそうだった人が少なくないそうです。

 

そういった人々を生み出してしまったのも、ジェンダーバイアスや他の性別に対する無理解・誤解ではないでしょうか。

 

男性・女性以外の性別は理解できないという人はまずその2つについて、それ以外のジェンダーについてきちんと理解したい人はジェンダーや性指向をオープンにしなくても匿名で話ができるSNSなどを利用して、お互いに理解を深めていけると良いですね。

 

3月8日は国際女性デーということで、以前の記事もあわせてお読みいただけると嬉しいです。

「ジェンダー」はいつからある?フェミニズムとミサンドリーの違いは?

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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たまに絵も描く新人ライター。生き物とAIが好きな文系。 好きなことしかできないから本業ライター目指して突っ走るしかない。 筋肉と体力精神力と画力が欲しい。 同名でTwitterもやってます。

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