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イサドラ・ダンカンとは?古典バレエに革命を起こした女性を徹底解説

 
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咲村 雛乃
会社員として働きながら、ライターをしています。 前職はゲームシナリオライターで、書くことは幼い頃からずっと好きでした。 働く女性にエールを送り、そっと寄り添うことのできる記事をお届けしていきます!
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こんにちは!

以前、書人 kinakomochiさんが公開された、バレエの歴史を解説してくれている記事は、もうご覧になりましたか?

 

実は、こちらで紹介されている「モダンバレエ」にも影響を与えたという、ある女性ダンサーがいるんです。

それが、イサドラ・ダンカン

 

古典バレエに革命を起こした彼女には、魅力がたっぷりあります。

 

今回は、そんな彼女の魅力について、余すところなくご紹介します。

 

イサドラ・ダンカンとは?

 

イサドラ・ダンカンは、20世紀に活躍した女性ダンサーです。

 

彼女は、それまでの古典バレエ(クラシックバレエ)の踊り方を真っ向から否定し、自由な動きを大事にする踊りで「モダンダンス」の礎を築きました。

 

イサドラ・ダンカン引用:イサドラ・ダンカン・ヘリテッジ・ソサエティ・ジャパン 公式サイト

 

ダンカンは幼少の頃からダンサーを目指し、出身地であるカリフォルニアだけでなく、ニューヨークやイギリスなどでもダンスを学びました。

そして、1900年にフランスへ。

 

彼女の、従来とは違う全く新しいダンスは、多くの人々の注目を集めました。

しかし、すぐには受け入れてもらえず、ダンカンはつらい日々を過ごします。

 

悩みながらも踊り続ける中で、ダンカンは自分のスタイルを編み出します。

それが、「身体の中から生まれる自然な動き」に合わせて踊る、彼女の最大の特徴となるダンスでした。

 

彼女はその後、ロシアへと旅をします。

 

20世紀頃のロシアといえば、ちょうど古典バレエを独自に進化させ、バレエを崇高な芸術として重んじていた時期。

そのため、娯楽として楽しむ以外のダンスは、古典バレエ以外はほとんど衰退していたのです。

 

しかしダンカンは、「決められた動きをする」古典バレエを真っ向から否定します。

そして、身体の自然な動きを大切にするダンスを披露しました。

 

彼女のダンスには大きな反響がありました。

故に、その後のロシアの古典バレエは、大きく方向性を変えます。

 

特に、セルゲイ・ディアギレフ率いるロシアのバレエ集団『バレエ・リュス』は、ダンカンのダンスから大きな影響を受けました。

 

それから、続々と「モダンダンス」や「モダンバレエ」などが生まれ、ダンスは多様化していったのです。

 

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イサドラ・ダンカンのダンスの特徴

 

ダンカンのダンスの特徴は、身体が動くがままに踊る、自然な動きです。

 

「古代ギリシャの人々の、自然な所作の美しさ」から着想を得たダンスのため、人工的な動きをしないことが大切にされています。

 

残念ながら、ダンカンは大のカメラ嫌いだったため、彼女自身が踊る映像はほとんど残っていません。

しかし、ダンカンのダンスは現在まで継承されています。

 

その継承者が、メアリー佐野。

ダンカン・ダンスの4代目の継承者として、サンフランシスコを拠点に世界各地でダンスを披露してくださっています。

 

以下は、佐野がダンカン・ダンスを披露している動画です。

 


引用:YouTube

 

まるで水や風が流れていくかのような、自然な動き。

統一性や規則性がなく、自由に舞う姿には、バレエとはまた違った美しさを感じますよね。

 

こちらの記事で紹介している「美学」を学ぶと、また違った視点から見ることもできますよ。

 

イサドラ・ダンカンがバレエに与えた影響

 

ダンカンのダンスは、20世紀当時の古典バレエに、大きく分けて以下の2つの面で影響を与えました。

 

  1. 身にまとう衣装や道具
  2. 動きの表現

 

それでは順番に、細かく見ていきましょう。

 

身にまとう衣装や道具

 

ダンカンは、古代ギリシャを彷彿とさせる簡素な衣装と、何も履かない裸足の状態で踊っていました。

 

確かに、きらびやかなチュチュを身にまとい、トウシューズでつま先立ちをするバレエとは、対照的ですよね。

 

ダンカンの身にまとう衣装や道具は、当時は「裸同然だ」とまで思われるほど、珍しいスタイルでした。

しかし、ダンカンが目指す「自然な動きを表現する」ためには、なるべく裸に近い形で、大地を感じて踊る必要があったのです。

 

このダンカンのスタイルが登場したことにより、古典バレエの固定概念は崩され、より自由な衣装でのバレエやダンスが広まっていきました。

 

動きの表現

 

ダンカンは、当時のバレエの人工的な動きや自然に連動しない動作を、「身体を歪めることに繋がる」と否定していました。

そして、あのようなダンスを生み出したのです。

 

バレエには、無理につま先立ちをすることやつらい姿勢でキープすること、ひとつひとつの動作を止めて見せることなど、自然動作にそぐわない部分が多くあります。

それらをすべて排除したダンカンのダンスは、身体的負担も少ないです。

 

当時は、美しさのために我慢をすることが当たり前で、人工的に作られたものばかりが美しいともてはやされていた時代。

彼女のダンスが衝撃を与えただろうことは、言うまでもありません。

 

「自然」と「自由」を意識したダンカンのダンスは、その後のダンスの可能性を大きく広げました。

 

とはいえ、バレエにももちろんメリットがあります。

詳しくは、書人 kinakomochiさんの記事をチェックしてみてくださいね。

 

イサドラ・ダンカンの生い立ちを知るには?

 

イサドラ・ダンカンの生い立ちは、映画化や書籍化がされています。

 

  • 映画『裸足のイサドラ』(1968年)
  • 書籍『魂の燃ゆるままに―イサドラ・ダンカン自伝』(富山房 インターナショナル 2004年)

 

それでは、詳しくご紹介します。

 

映画『裸足のイサドラ』

裸足のイサドラ引用:Amazon

 

ダンカンの波乱に満ちた人生を映画化した作品です。

脚色されている部分、諸説ある部分などもありますが、ほぼ実話に基づいています。

 

主演はヴァネッサ・レッドグレーヴ。

「ダンカンにそっくりだ」と言われていた女優です。

 

レッドグレーヴが演じるダンカンは、演じているとは思えないほどリアルで、驚かされます。

もちろんダンスシーンもあるので、「実際にダンカンが生きている時代に目にしていたら、こんな気持ちになったのかな……」と感じながら見ていました。

 

ダンカンの、儚くも情熱的な生い立ちを体感したい方は、ぜひ映画をおすすめします。

 

書籍『魂の燃ゆるままに―イサドラ・ダンカン自伝』

魂の燃ゆるままに―イサドラ・ダンカン自伝引用:Amazon

 

ダンカン自身が書いた自伝を、翻訳し書籍化したものです。

哲学的な面からも舞踊を研究していた彼女が、どういう思想から特徴的なダンスを生み出したのかを、よく理解できます。

 

ダンカンは、自身のインスピレーションや天性の才能で踊っていたとも言われていますが、この本からもそれが伝わってきます。

この本を読んでから改めてダンカン・ダンスを見ると、新たな発見があるかもしれません。

 

やはり、古典バレエを否定していた彼女の自伝なので、古典バレエに対しては厳しい言葉が並んでいます。

しかし、その否定的な意見を知ることも、ダンカンを理解するためには必要だと私は思っています。

 

「ダンカンのことをもっと知りたい」、「ダンカン・ダンスを深く理解したい」という方には、ぜひ読んで頂きたい1冊です。

 

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古典バレエに革命を起こした女性、イサドラ・ダンカン まとめ

 

ダンカンのダンスへの思いや考え方は、死後90年近く経った今でも息づいています。

 

忙しく日々を過ごしていると、つい私たちは「自然を感じ、自由に身体を動かすこと」を忘れがちです。

少し立ち止まって、ダンカンのダンスのように、動いてみてはいかがでしょうか。

 

書人 haruさんのこちらの記事も、参考になりますよ。

 

現在、私たちがこうして多様なダンスに触れられるのも、彼女の功績があったからこそ。

ダンスを楽しむ際には、少し思い返してみてもらえると嬉しいです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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