産後の恥骨痛とベビースイミングの意外な関係性!【私の壮絶体験談】

こんにちは!imokkoです♫
今日もお仕事に家事に育児にお疲れ様です。
ココを覗いてくれた今、5分だけ休憩!
ちょっとリラックスして過ごしませんか?
今回は私の痛〜い体験談をお届けします。
実は、産後の恥骨痛と股関節痛で走れなくなり、歩くのも辛くなりました・・・。
でも、数年経った今は鬼ごっこもできます♪
一体何が起きたのか?
その一部始終を、同じように悩んでいる方にも知っていただきたいという想いで綴りました。
「こんな人もいるの?」という気持ちで呆れながら読んでいただけたら嬉しいです♪
もくじ
産後も痛いなんて聞いてない!恥骨痛・股関節痛の悲劇
妊娠・出産というのは考えれば考えるほど不思議なものです。
お腹はどんどん大きくなるのに体の機能は通常営業。
エッ?妊婦さんの内臓って今どんなバランスで配置されてるの?ってよく思っていました。
(ただ詳しくないだけなんですけどね)
そして、出産お疲れ様!赤ちゃん可愛い!!
となっても多くのママたちがさらに悩まされるかもしれない産後のマイナートラブル。
その一つが恥骨痛・股関節痛です。
ちなみに産後のマイナートラブルには他にもこんなものが挙げられます。
- 産後うつ
- 便秘
- 尿もれ
- 乳腺炎
- 抜け毛
- 肌荒れ
- 腱鞘炎
うっ・・・文字で見るだけでも辛いラインナップです。
出産が女性の心と体に大きな変化をもたらすものなんだと改めて感じますね。
私のやらかし産後生活
まず、私が恥骨・股関節痛に見舞われることとなった経緯を簡単にお話しします。
私には2人の息子がいるのですが、長男を30時間近くかけて出産した後に人生最大(大げさですが本人は大マジメ!)の痛みと直面することとなりました。
私の背が小さいことに対して赤ちゃんの頭は大きいというリスクはあったものの、おかげさまで元気な妊婦生活。
産後は実家に1ヶ月里帰りし、「赤ちゃんカワイイね〜」なんていう過ごし方をしていました。
うんうん、一緒だよ!と頷いてくれる読者様もいるのではないでしょうか。
たぶん、世間一般と大きくズレてはいないですよね?ここまでは。
私がやってしまったのは、おそらくここからです。
- 産後は無理せず大人しく横になっていていいのに、なんだかソワソワしてずっと動いていた。
- 赤ちゃんはベビーベッドに寝てもらえばいいのに、潰さないように体を強張らせながら一緒に布団で寝た。
- 布団でのオムツ替えって気を付けないとすごく無理な体勢が続く。(もちろん気を付けていなかった)
- 思い返せば畳に薄めの敷布団(なぜ!)は普通に辛いだろうと思う。
残念なことしかないですね・・・。
その結果、産後2週間が経ったあたりで、立ち上がる時や歩く時に足に違和感をおぼえます。
恥骨が打撲したように痛いんです。
そして股関節がある角度になると「ピッキーーーーーン!」と電気が走るように痛いんです。
この「ピッキーーーーーン!」っていう痛み、なんだか感覚的に伝わるでしょうか?
うまく例えられないんですが、伝わったらすごく嬉しいです(笑)
骨盤ベルトは正しく装着!曖昧な記憶には要注意
痛みに耐えながらも、初めての育児は待ってくれません。
そこで私は産前から用意していた骨盤ベルトを思い出しました。
産後だから骨盤がきっと開いているんだ・・・
ベルトつけて締めなきゃ・・・
妊娠中に正しい装着法を助産師さんから教えてもらったんですが、記憶が曖昧でどうしても自己流に。
その結果、ベルトの調節部分が恥骨にメガヒットして痛みを悪化させることとなってしまいました。
産後には必需品と思っていた骨盤ベルトですが、恥骨まわりの炎症が酷く、床に座るような負荷のかかる体勢が多い私にとっては、どうやら使うべきタイミングではなかったようです。
便利な商品は正しく使ってこそ。
曖昧な使用方法で強行すると痛い目に合うという基本的なことを改めて感じさせられました。
私みたいな失敗をしないよう、読者様はどうか正しい装着法のもと、体調と相談してうまく使用してくださいね♪
産後の恥骨痛・股関節痛は病院に行けば良いの?
- 骨盤ベルトで残念ながら悪化させてしまう
- 鎮痛剤は気休め程度しか効かない
- なぜか布団で無理な体勢を続けている(これが一番良くないとなぜかその時わかっていないのが残念すぎますね・・・)
痛みと睡眠不足で、産後4週間目のこの頃には私の体力もメンタルもきつくなってきていました。
「往復10秒の距離に40分」歩けない程の痛みピーク時
残念なことに時間が経ってもちっとも良くならない私の恥骨と股関節。
ピークだったのは自分の誕生日で、息子が夜中にお腹をすかして起きたのでミルクを作りに立ったら、歩けなかったんです。
普通に歩いたら往復10秒のキッチンへ行って戻って来るのに、なんと40分もかかりました。
作ったミルクは冷え切ってるし、痛くて全然進まないし、息子は泣いてるし!の地獄絵図・・・。
もはや笑えないですよね、スミマセン。
今なら、もっともっと家族にヘルプを出して良かったんだし、そんなに頑張りすぎなくてもいいのにって思います。
でも加減もわからないしどうしていいかもわからないのが、初めての育児ではないでしょうか?
やはり一番悲しいのは、息子がグズった時。
我が子が泣いていても、すぐ駆けつけられない。
我慢強い私も、さすがにもう限界でした。
駆け込み整形外科!炎症はレントゲンに写らない
限界を迎えた私は、実家から自宅へ帰るその足で、いよいよ整形外科を訪れました。
これでやっと原因がわかる・・・!
快方に向かえる・・・!
そんな気持ちだったのですが、お医者様は一言。
「骨盤も別に開いてないけど、本当に痛いの?」
私はこの時初めて、骨性のケガしかレントゲンには写らないんだと知りました。
その後、産前産後でも施術可能な整体に行き、足の長さがちぐはぐで筋肉バランスが悪い・筋肉に炎症が起きているようだと言われます。
整体で施術を続けながら数ヶ月単位の時間をかけて少しずつ動けるようにはなっていましたが、相変わらず走ることはできませんでした。
この子はだんだん大きくなっていく。
男の子だから活発に走り回るだろうな。
幼稚園や小学校で運動会に親子競技とかあるのかな。
私、もう一緒に走ったりできないのかな・・・
痛みの辛さは人のメンタルを弱くしていきます。
私は痛みとの共存を覚悟して、あまりアクティブに動けない中で自分にできる子育てを続けていきました。
ベビースイミングが産後ママにもたらすメリット
痛いところがあっても、刻一刻と成長していく息子と楽しむことは諦めたくありません。
それが母親としての想いです。
息子が1歳半になる頃、ママ友に誘われたベビースイミングを始めてみることにしました。
痛い話ばかりで長らくお待たせしました!
やっと、私にとっての解決策の登場です!
幼児のスイミングと違って、ベビースイミングでは親も水着を着て一緒にプールへ入ります。
- 水中で子供を抱っこして歩く
- 水中で子供を高い高い
- ビート板でバタ足
- 滑り台遊び 等々
親は一人で入れない子どもの付き添い役としての立場ですが、一緒に動かなくてはいけないことが多いので意外と体力を消耗します。
そして、このベビースイミングを1年半程度続けた頃、私はあることに気付きました。
あれ?もしかして走れる、かも・・・!
そう!息子のためにと思って週に2回通っていたベビースイミングは、完全に私の体のためになっていたんです!
本当に痛みに悩まされてきたので、息子を外で追いかけられる嬉しさといったら、もう・・・(涙)
(ちなみに、息子は泳ぎ好きにはなってくれませんでした〜)
では、産後のママにとって具体的にどんなメリットがあるのでしょう?
1:運動不足解消と産後太りの体型を戻すのに効果的
ベビースイミングのメリットとしてまず考えられるのは、子どもの習い事に付き合いながら産後ダイエットができるということではないでしょうか。
妊娠中や産後は、どうしても運動不足に陥りやすいもの。
24時間態勢での子育てに体力を蓄えるため、健康を維持するため、そしてストレス発散のためにも適度な運動は大切です。
水中では軽い動きでも負荷がかかるので、さほど辛い思いをしなくてもトレーニングをすることが可能です。
ママのための習い事は、ある程度子どもが大きくならないと・・・と考えがちですが、ベビースイミングなら親子で参加できるのが嬉しいですよね!
2:子どもの月齢が近いママと知り合える
ベビースイミングでは、子どもの月齢ごとにグループを組まれることが多いです。
そのため、同じくらいの月齢の子どもを持つママと自然と定期的に会うようになります。
皆と仲良くなる必要はありませんが、話しやすい方が見つかると通う楽しみが増えますよね!
実際に私も、息子のベビースイミングで知り合った方と幼稚園が一緒になり、色々な話を共有できたという経験があります♪
いくら可愛い我が子でも、家での時間が長いと心に余裕がなくなってしまうもの。
産後ママの心も体も一緒にほぐせるというのは魅力的です。
3:普段使わない筋肉が使える
私にとって最高だったメリットがこの「普段使わない筋肉が使える」ということ。
股関節が痛い時は、かばいながら歩くことで筋力低下を引き起こしている可能性があります。
無理なウォーキングは股関節に過度な負担をかけてしまうのであまりオススメできませんが、水中ウォーキングなら浮力のおかげで股関節に負担をかけることなく運動できます。
プールで子どもを抱っこして歩くのは全身運動です。
水を掻き分けながら大股で足を進めていく動作は普段の生活では使わない部分の筋肉に良い刺激を与えてくれます。
知らず知らずのうちに鍛えながら股関節をケアしているというわけです!
さらに、触れ合うことで親子の信頼感が高まるということも。
ママの抱っこで一緒にプールに入り目線を合わせると、子どもにとっても安心感につながります。
ちょっとイライラしている時でも、親子で一緒のものに取り組む時間を設けるのは、改めて子どもの成長を感じられる瞬間となるはずですよ♪
産後の恥骨痛・股関節痛とベビースイミングとの素敵な関係性
走れない、まともに歩けない。
当たり前のようにできていたことが突然できなくなってしまい、家事にかかる時間も数倍に増え、外出も思うようにはできずにいました。
普段何気なくできてしまっていることには、私たちはありがたみを感じる機会がなかなかありませんよね。
やっぱり、母は体が資本です!
私の恥骨トラブルは、元気でいられることの大切さを気づかせてくれる体験でした。(それにしては期間が長すぎますが)
今回は、産後の間違った過ごし方が引き起こした私の体験を例として、ベビースイミングの有効性をお話ししました。
- 適度な運動を続けることで体力維持とダイエットにつながる
- 子どもの月齢が近いママ友ができるきっかけになる
- 普段使わない筋肉を鍛えられる
- 水中だと股関節に負担をかけず、恥骨や股関節の痛みの緩和も期待できる
- 子どもとのスキンシップをはかれる
恥骨と股関節の痛みに悩まされている場合は、水中でのウォーキングがオススメです。
産後ママはなかなか一人の時間は取れないという面で、親子でベビースイミングを続けてみると心身ともにリフレッシュできますよ♫
せっかく水中を歩くなら子どもを高い高いしながらの方が、上半身もしっかり鍛えられて一石二鳥です!
産後のマイナートラブルは、誰にどんな症状が出るのか予測できません。
今まさに悩まされているという読者様もいるかもしれませんね。
家事もしなきゃいけないし、兄弟がいる場合は上の子たちに対するケアも必要。
お仕事復帰や保育園のことも考えたいし、何より赤ちゃんが可愛い!!!
多忙なママたちは、考えることもやることも山積みで自分のことを後に回しがちです。
でも、産後は休息を取ることが一番の仕事だと思います。
「大丈夫、大丈夫」と自分を騙して無理をかけることで私のように長期的に戦力外となるより、産後の時期はたくさん周りに甘えてくださいね!
私の痛い経験が、読者様の「今」を少しでも楽しむためのヒントになれば嬉しいです♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。