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仕事がつらいアラフィフ女性は承認欲求を自己受容に変えて軽やかに生きる

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「仕事はいやじゃないけど、人間関係がつらくて会社を辞めたい」

保育園帰りのママ友との仕事のグチは、たいていこれでした。

子育てが終わり、そろそろ人生のしまい方を考えないといけない世代の私ですが

先日、同じアラフィフ友人2人から別々に仕事のグチを聞きました。

この友人2人の話は全然違う会社のことだったのですが、その原因は同じではないかと思いました。

それは、承認欲求です。

 

承認欲求とは一体、何でしょうか?

承認欲求は他人に認められたいという、ごく自然な欲求ですが

行き過ぎると自分も周囲の人たちも傷つけてしまいます。

この承認欲求を理解することで、出口がないと思っていた悩みの解決策が見えてきます。

今回はアラフィフ女性この気難しい承認欲求と上手に付き合って

働きながら軽やかに生きるヒントについてお話したいと思います。

ぜひ、最後までご覧ください。

 

承認欲求は仕事の本質を遠ざける

ところで、仕事って何でしょう。

私の考える仕事はこの3つだと思うのです。

  • 生きていく糧を得るための行動
  • 生きる価値を確かめるための行動
  • 自分と周囲の人を幸せにするための行動

 

読者のみなさまはどう思いますか

これはどうでもよいことのように思えますが、仕事に煮詰まったときに自分なりの原点を持っていると

そこに戻って全体を見渡すことができます。

 

では、仕事を辞めたいと思うのはどんな時でしょうか。

  • 仕事が自分に合わない、つらい
  • 人間関係がうまくいかない

これは多くの人が共感してくださるのではと思います。

 

子育てが終わった私のような世代は、子供のため生活のため、とにかく働いてきた人が多いのではないでしょうか。

久しぶりに聞いた同世代の友人たちのグチは、そのまま私のグチでもありました。

仕事や立場こそ違っても、その悩みの根っこは一緒なのではないかと思ったのです。

 

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仕事がつらい原因は承認欲求?

彼女たちの言いたいことは3つ。

  1. 仕事はいやじゃない
  2. 人間関係がつらい
  3. 仕事をやめるのは不安だ

矛盾していますね。

 

何かを選ぶと、別の何かを失うことになるのがこわいので一歩も進めないという状態です。

人間関係をそっくり入れ替えたとしたら解決するかしれませんが、それは無理でしょうし解決するという保証もありません。

かといって本音を言ったところで、波風がたって余計にめんどうなことになりそうです。

 

そんなグルグルめぐる話を聞きながら、数カ月前の私もまさにその渦中にいたことを考えていました。

私はそのグルグルに振り回されて体調をくずし、仕事をやめることにしたのです。

そして、思いつくままにYouTubeを観ていたとき、ある動画でこの言葉を知りました。

それが、『承認欲求』です。

私は、何年も同じような悩みを抱えていた原因はここにあるのだと思うようになりました。

 

承認欲求とは

承認欲求とは、文字通り自分を承認してほしいと他人に望むことです。

アメリカの心理学者マズローによると、人間の欲求には5つの段階があるそうです。

人間の欲求
  1. 生理的欲求 生きていくための最低限必要な欲求
  2. 安全欲求  安全に暮らしたいという欲求
  3. 社会的欲求 友人・家族に承認されたい、帰属欲求
  4. 承認欲求  他人から認められたい
  5. 自己実現欲求 自分の人生観、世界観に基づいてあるべき自分になりたいと思う欲求

 

まさに、人間が生まれてから成長する過程で必要な欲求ですね。

承認欲求は4段階めの他人から認められたいという欲求になります。

 

さらに、この承認欲求には2種類あります。

承認欲求
  • 他者承認 できる人と思われたい、他者との関係のなかで自分の存在価値をみつけたい
  • 自己承認 自分の理想に近づくことで自分を認めたい、存在価値をみつけたい

 

ここで気を付けたいは、必ずしも承認欲求が悪いわけではないということです。

似たような欲求自己顕示欲がありますが、こちらは自己アピールや注目を集めることで満たされるもので承認欲求とは違います。

承認欲求とは自己顕示欲よりも深い心のなかの欲求なのです。

この承認欲求は20代から30代にかけて高まります。

 

学問や技術を学ぶためのモチベーションとなるので、人間の成長過程のタイミングと合っていますね。

健康的な承認欲求は成長の過程で必要な欲求なのです。

やがて年齢が上がるにしたがって、承認欲求はしだいに落ち着いてきます。

それなりに積み上げたものが見えてくるので、むやみに焦らなくなってくるからです。

 

一方で、この承認欲求に囚われてしまうとどうなるでしょうか?

むやみに他者に干渉したり、コントロールしようとしたりすることで人間関係を壊してしまいます。

また、自分の理想を追い求め過ぎて無力感に陥ったり、現実の自分に失望し劣等感を感じたりします。

この歪んでしまった承認欲求から抜け出すために、まずはその原因から探っていきましょう。

 

承認欲求のワナ・あるべき姿でないと認められない?

彼女たちのグチは続きます。

「○○なんだから、こうあるべき」

「○○という立場でこう言われたら逆らえないし、逆らうべきではない」

・・・だから、つらいのよ、というのです。

 

あるべき姿は他人の承認を得るにはとても便利なツール。

「カラスは黒い」と言われて反論できないのと同じくらいわかりやすいですよね

そしてあるべき姿に自分を当てはめることで、他人からの評価を得て自分を守ろうとします。

 

でも、それで気持ちが収まるほど人間は簡単じゃないのも事実。

そのはざまで悩み、抜け出せずにいる人は少なくないと思うのは私だけでしょうか。

もしくは、あまりに当然のこと過ぎて気が付かないまま、つらい思いをしているのかもしれません。

 

承認欲求の姿とは

承認欲求は強くなるにしたがって、どのように現れると思いますか?

  • 批判がこわい完璧主義
  • 見栄を張る劣等感を隠そうとする
  • 理解を求めるコントロールしようとする

批判が怖いということは、他人の評価を気にして間違えたり不完全だったりすることを恐れるあまり、完璧主義者になりがちなのです。

また理想の自分とのギャップを認めたくなくて見栄を張ろうとします。

さらに自分を理解してほしいという気持ちは、相手の気持ちをコントロールし理解させようとする行動になっていきます。

 

承認欲求のデメリット

承認欲求が強まってくるとどんなデメリットがあるのでしょう?

私が考えるのは次の4つです。

承認欲求のデメリット
  • 本来の目的を見失いがち
  • 勇気を失くしがち
  • 余裕を失くしがち
  • がんばっても無視されがち

では、順番に見ていきましょう。

 

本来の目的を見失いがち

承認欲求に囚われてしまうと、人の評価が気になります。

例えば上司や先輩に気に入られることは、仕事をする上でとても有利です。

だからと言って、周囲の評価を悪くしないためだけにがんばっていると

本来の目的である、お客さまのためとか

よりよいサービスの提供ということをないがしろにしてしまいがちになります。

 

勇気を失くしがち

承認欲求は勇気を失くします。

人に評価されることを目的としているということは、自分の価値を人に決めてもらうことと同じです。

そのため、人の目が気になって前へ進む勇気が出てきません。

 

余裕を失くしがち

評価を落とすことが何より怖いので、余裕を持つことが難しくなります。

私もかつて、常に何かに追われるような話し方をしていました。

今思うと、いつ、どこから批判が来るかわからないという怖れだったのかもしれません。

しかもそのことに私は気付いていませんでした。

あるべき姿に囚われると、普通に話すことも忘れてしまうですね。

 

がんばっても無視されがち

どんなに周囲の人たちの気持ちを汲みながら、がんばって自分の評価を得ようとしても

案外、人は自分以外の人のことは気にかけていません。

気を使っているつもりの承認欲求は、時として気付いてもらえないことが多いのです。

承認欲求は、善意と思われやすいため、自分も周囲も何が問題なのか気付けずにこじらせてしまうことがあります。

 

承認欲求から自己実現欲求へ!アラフィフ女性が輝くには

読者のみなさまは、承認欲求の良い所、くだらない所が見えてきましたか?

承認欲求の次の段階として、マズローは『自己実現欲求』をあげています。

 

自己実現欲求とは

自分の人生観や世界観に基づいてあるべき自分になりたいと思う欲求のことを自己実現欲求といいます。

あるべき自分という所が、少し承認欲求と似ていますよね。

でもその根っこの価値観が”他人軸”なのか”自分軸”なのか、という違いがあります。

自分の人生観や世界観というのは、抽象的でわかりづらいですね。

どうしたらよいのか迷子になってしまいそうです。

 

ヒントはグチの中にあった

再び、友人たちのグチの話に戻ります。

「ストレス自体は今までも感じていたけれど、それから受けるダメージが10年前と違う

うんうん、わかる。そうなんだよね。

がんばりたいし、がんばることができたはずなのにできないのはなぜだろう?

同じ悩みを持っていた私ですが、ある日ふと「年齢かな」というところに落ち着きました。

 

やりがいのある仕事だったり、すでに自己実現して生きてきた人は別として、

いたってフツーに生きてきた私たちは、今までとは違う自分の体力、知力と向き合わなければならなくなったのでは。

目的に向かって突っ走るとしても、その走り方を変えていく必要がある年齢になったということだろうか?

 

可能性は無限だという言葉がありますが、その年代相応にできることは限られてきます。

私も彼女たちも、承認欲求をモチベーションにして突っ走れなくなっていることに

気付いていなかったのではないか、と思うのです。

 

アラフィフ女性が承認欲求を越えるために必要なこと

承認欲求が他者の評価を望むのは、今の自分が不完全だと思っているという証拠です。

自分の価値観でと言われても、不完全な自分の価値観は果たして正しいのだろうかと、

どんどん承認欲求のループにハマってしまいますよね。

 

自己肯定という言葉をよく聞きますが、結構ハードルが高いと思いませんか?

肯定は、否定の正反対ですものね。

急に肯定って言われてもね・・・ため息ばかりの私でしたが、いい言葉を見つけました。

それが、自己受容です。

自己受容とは、ありのままの自分でいいと思うこと。

 

ここで有名すぎる相田みつをさんの言葉が思い浮かびました。

「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」

引用:にんげんだもの 相田みつを著

 

言葉だけでわかった気になっていましたが、実際に自分に当てはめてみると新たな発見がありました。

承認欲求は時として理想ばかりを追い求めて今の自分を見失ってしまい、むやみに謙遜したり卑下したりしてしまいます。

シンプルに「にんげんだもの」と思えるようになると、肩の力が抜けていきます。

 

自己受容の向こう側

アドラー心理学の『嫌われる勇気』には、このようなことが書いてあります。

  • “自分の課題”と”他者の課題”の境界をはっきりさせる
  • 過去の自分と比べて成長することを楽しむ
  • 他人の役に立っていることに満足する

 

自分の課題と他者の課題の境界とは、

他の人が自分の評価をどう下すかは”他者の課題”であって”私の課題”ではないということなんですね。

自分の仕事にベストを尽くしているかは私の課題ですが、

他人がそれを気に入るかどうかは他者の課題であって私がコントロールできることではないのです。

そう思うと、あっさりあきらめられませんか?

 

ここからは私の解釈ですが、これを仕事に当てはめてみると、

本来の目的を思い出し、過去の自分よりもより質の高い仕事をすることを求め楽しむ。

やがてそれは他人の役に立つものとなり、さらに自分を満たすものとなっていく。

そうやって人間はもう1つ上の欲求である自己実現へ向かうのだと思います。

 

読者のみなさまは、どう解釈されますか?

 

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承認欲求から自己受容へ向かって軽やかに生きるには

 

今回のまとめはこのようになります。

承認欲求とは、他人に認められたいという欲求であり、自己を向上させるモチベーションとなるものです。

健康的な承認欲求は必要ですが、これが歪んでしまうと他人の目をむやみに気にするようになります。

これが悩みを複雑にしているんですね。

承認欲求のデメリット
  • 本来の目的を見失いがち
  • 勇気を失くしがち
  • 余裕を失くしがち
  • がんばっても無視されがち

これらのデメリットは、やがて劣等感や無力感となっていきます。

 

この承認欲求を解き放つには、次の3つの視点が必要です。

承認欲求を解き放つには
  • “自分の課題”と”他者の課題”の境界をはっきりさせる
  • 過去の自分と比べて進歩することを楽しむ
  • 他人の役に立っていることに満足する

 

悩んでる時って、近くしか見えませんよね。

そんな時は、その悩みの原因が“他者の課題”なのか”自分の課題”なのかをじっくり考えてみましょう。

他人の感じること思うことまでコントロールはできない、と気付くことがはじめの一歩です。

そして、自分を抱きしめることから始めましょうよ。

私たちアラフィフのグチはこの言葉でしめようと思います。

 

「いろいろあるけどさ、私たちよくがんばってるよね」

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

※この記事は書人百花記事のゲート試験記事として、添削を受けた上で公開しています。
添削前の記事は、仕事がつらいあなたへ|承認欲求から自己受容へ向かって軽やかに生きる(itudemodokodemo.com)ご覧ください。

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この記事を書いている人 - WRITER -

Comment

  1. nozomi より:

    あづみさん、執筆お疲れ様でした!!
    ご自身や同世代の友人たちのリアルな本音を交えて
    読者が共感できる素敵な記事になっていますね☆
    承認欲求を自己受容に変えてることで、もっと気持ちが軽くなる。
    アドラー心理学の考え方もとても勉強になりました。
    これからもあづみさんの記事を楽しみにしています♪

    • nor2adumi より:

      読んでくださりありがとうございますm(_ _)m
      恥ずかしいような、なんとも言えない気持ちです。

      一記事ずつ、進歩できたらと思います。

  2. がーこ より:

    あづみさん、執筆お疲れさまでした!
    とても興味深く読ませていただきました。

    お友達との会話を軸に語られるリアル感がすばらしいですね。
    「承認欲求」「自己受容」など難しい言葉が並びますが、お友達との会話があることで身近な話題として捉えることができました。
    特に冒頭のセリフは、働いたことのある人なら誰でも一度は思うことではないでしょうか。
    タイトルの「仕事がつらい」も、大勢の人が悩んでいることでしょう。
    読者をキャッチしやすいテーマですね。

    気持ちに余裕がなくなったときには、自分を振り返ろうと思いました。
    何かを手放した方がいいかもしれないですね。

    とても勉強になる記事でした。
    あづみさんのこれからの書人百花記事も楽しみにしています!

    • あづみ より:

      がーこさん、読んでくださりありがとうございます。

      慣れていないので、恥ずかしいような思いでいます。

      今日やっと、振り返る勇気が出てコメント読ませて頂いています。

      現実の自分をみながら、先輩方の背中を追って行きたいです。

      ありがとうございますm(_ _)m

  3. Kaori より:

    あづみさん、執筆お疲れさまでした。

    『承認欲求』というのがあまりに自分にピッタリのテーマだったので、終始「ふむふむ・・・」と納得しながら
    読み進め、気付いたらすっかりこの記事の虜になっていました。

    私自身、元々”承認欲求”が強くて周りからの評価を常に気にして生きているような感じだったんです。
    でも、この記事を通して「ありのままの自分で良いんだよ」と言われたようでなんだか肩の力がスッと抜けました。

    『自己受容』とてもいい言葉ですね♪
    「自分で自分の頑張りを認めてあげること」って大切なんだなと改めて感じました。

    私も、今日こうしてパソコンに向かえた自分に「がんばったね^^」と労いの言葉をかけてあげようと思います。
    素敵な記事をありがとうございました。

    • あづみ より:

      kaoriさん、読んでくださりありがとうございますm(_ _)m

      私も頭では分かっていても、気持ちに負けそうになります(笑)
      kaoriさんのまっすぐに努力されてるお姿は、私のあこがれです。
      ありがとうございますm(_ _)m

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