【たんぽぽツアー】なまら良いとこ北海道!遊びにくればいいっしょ

こんにちは!
生粋の道産子書人imokkoです。
【たんぽぽツアー】9月最初の水曜日は北海道からに決まってるしょ!
ちょびっと気分も落ちる1週間のおり返しに、ほっと一息つける時間をお届けします。
北海道で思い付く場所・グルメといえば、
札幌・小樽・函館・旭川・釧路・ニセコ・富良野・道東・日高・・・
ラーメン・海鮮・農産物・乳製品・カレー・スイーツ・・・
見どころも美味しいものもてんこ盛りな北海道の魅力は、1回じゃあ語り尽くせないべさ。
(だって広いんだもん!)
本当は地域ごと、グルメごとに大特集してご紹介したい〜!のですが、それはまた次の機会に♫
今回は、行きたくてもなかなか旅行に行けない中、読んで楽しめる北海道の魅力をお伝えしていこうと思います。
「えっ?北海道ってそうなの?」
「うっそー、それは知らなかったわ〜!」
という北海道ネタ、落ち着いた頃の北海道旅行へ向けて一つでも覚えていただけたら嬉しいです。
ではでは、最後まで北海道をお楽しみあれ!
もくじ
なんも普通じゃないかい?北海道のあれこれ
本州とは海で分断され、大きな大きな離島である北海道。
おっとりした県民性ですが、直線道路が多いので車はスピードを出しがち、離婚率が高いなんてデータも見たことがあります(笑)
日本の最北地域なので気候はさることながら、文化も独自のものを築き上げてきたんですよ。
現在では全国の流れに合わせることも多くなってきていますが、日常生活に残る「北海道では普通のこと!」をいくつかご紹介しましょう♪
結婚式は会費制
家族や親戚、友人の特別な1日となる「結婚式」。
結婚式および披露宴の全国スタンダードは「ゲストが金額を決めてご祝儀を持参する」ということですよね。
こちら北海道のスタンダードはズバリ「会費制」です。
10年ほど前に私が結婚式をした当時は会費14,000円程度が相場でしたが、現在は18,000円程度が主流になっているそう。
どんどん上がってきてますね〜!
招待状にはしっかりと会費がいくらか明記されていてご祝儀を持参しない場合が多いですが、親族や親しい友人の場合は会費とは別にいくらかご祝儀を包んだり、後日プレゼントを渡したりするケースもあります。
会費は受付でお財布からそのままお金を出して渡し、新郎新婦からの領収書もいただけます。
他県の方には驚かれる方法かもしれませんが、ご祝儀袋等に入れないのは会費の金額確認をその場でスムーズに行うためという意味合いもあるんです!
他にも違うのはこんなところ!
- 会費制のため、遠方から訪れる方には片道分の交通費もしくはホテル代を渡すのが一般的
- 大きくて重い引き出物はなく、手頃なサイズのスイーツなどを用意することが多い
- 披露宴の規模は100名前後で、親族は最前列に
- 2次会は親しいメンバーだけで行うこともあり、会費4,000円程度が相場
道外の結婚式にお呼ばれすると、まずは「ご祝儀っていくら包むの?」から周りに訊き始めます(笑)
形式は違えど、新郎新婦を心からお祝いするという目的は一緒です。
節分の豆まきは落花生
続いては、年間行事である「節分」について。
節分といえば豆まきですが、北海道では殻付き落花生をまくのが一般的です。
節分近くなるとお店で売られているのも落花生が主流。
大豆も売ってますが、子供の頃からずっと落花生が普通だった私は「なんで大豆売ってんだろう」くらいに思っていました。
落花生をまくメリットは、とにかく掃除がラクで美味しいこと!
でもそんなふざけた理由以外にきちんと由来があるようです。
- 雪の上に撒いても簡単に拾って食べられる
- 殻に入っていて衛生的
- 寒い地域では落花生の方が効果的にカロリー摂取できる
道産子には当たり前の落花生文化ですが、東北や九州の一部でも同じように落花生をまく地域があるんだそう。
年の数だけ食べる、というのが落花生の場合は殻カウントなのか、中のピーナッツカウントなのかよく家族で議論したものです。
ちなみに正しくは殻ごとで1カウントですよ〜。
七夕は8月7日、子供が大好きな「ロウソク出せ」
夏には短冊にお願いを書くあの行事。
七夕って、7月7日ですよね。
いやいや、今でこそ学校行事なんかでも7月にやるようになってきましたが、北海道では七夕は8月7日というのが普通です。
(根室や函館などの地域では7月7日に行われています)
その由来は、旧暦から新暦に変わった時に、北海道は旧暦の7月7日(新暦では8月7日)を七夕としたといわれています。
七夕には子ども達が楽しみにするイベントがあるんです!
それは、「ロウソク出せ」または「ロウソクもらい」と呼ばれています。
「ロウソク出せ」とは?
章浴衣を着た子供達が、歌を歌いながら近所の家やお店を練り歩き、お菓子やロウソクを袋からはみ出すほどたくさんもらえる一大イベント!
私が子供の頃は本当にお菓子とロウソクをもらっていましたが今はお菓子だけのことが多く、やらない地域も増えているのが寂しいです。
近年ではハロウィンに「トリック オア トリート!」と言ってお菓子をもらいに行くのが広まっていますが、北海道では同じような風習がずっと昔からあったんですよ!
引用:YouTube
実際にこんな風におこなわれています。
歌詞に出てくる「♫かっちゃくぞ〜」は北海道弁で「ひっ掻くぞ」という意味です。
北海道にはゴキブリがいない!?
ここでちょっと小ネタをひとつ。
「北海道にはゴキブリがいない」って話聞いたことありますか?
以前はゴキブリの北限は東北なので、寒い北海道にはいないと言われていたんです。
ん?過去形?
温暖化などの影響もあり、近年では繁華街では見られるそう。
以前では考えられなかった30℃超えの日もどんどん増えてきているので、環境も変わってきているのでしょうね。
でも、住宅では基本的にゴキブリと対面することはありません。
おそらく今だに実物を見てもわからない、という道民も多いのではないでしょうか
もし出会ってしまったら?
私もきっとゴキブリかどうかわかりません!
いるけど出会う確率がかなり低い、というのが正解かもしれませんね。
オマケ!ちょっと切ない北海道
本州と離れているからこその切ない(なかば諦めている)こともあるのです。
ついついポチッと買っちゃうネットショッピング。
経験ある方も多いかもしれませんが、夜中のお買い物は特に注意ですよね!
大抵朝起きたら後悔します・・・。
ネットショップの中には「全国送料無料!」と謳うところも多いです。
嬉しいんですが、実は落とし穴が。
よく読むと、(※ただし北海道・沖縄・離島は除く)と書かれていることが多いんです!
場合によっては欲しい商品本体の金額より送料が高くなることも。
しっかりチェックしないと大変なことになるんですよね。
海を渡って届けてくれるのだから送料かかるのはわかるんですが、「全国送料無料」ではないじゃん!明記してよ〜!って思うわけです。
沖縄や離島にお住まいの方は共感してくれるでしょうか・・・。
北海道のうまいもん?したっけスープカレーにするか!
さて、ちょっとお腹が空いてきたので美味しい話をしましょう。
2000年頃から流行り出し、今や北海道内に様々なお店が溢れている魅惑のスープカレー。
すっかり北海道の新名物として定着しています。
カレーといえばルーじゃん?
シャバシャバってどういうこと?
旨いわけないしょ!!
と言いながら、流行当初かれこれ数年スープカレーを食べなかったのは・・・私です。
残念ながら流行りの最先端にはなれないタイプですね。
でも、だいぶ乗り遅れて今では大好きになりました!
そんな私がイチオシの1軒をご紹介しましょう♫
Asian Bar RAMAI (ラマイ)
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引用:Instagram
道内各都市と横浜・大阪にも店を構える人気店で、私の行く店舗は時間をズラして行ってもほぼほぼ待ちます。
バリ島の雰囲気プンプンな店内装飾と音楽の中、スープカレーを楽しめますよ。
旨味たっぷりの野菜とクセがなく一度食べたら病みつきになるスープは、試して損はありません!
そして、ラマイには米好きの私も挑戦できていない「キンタマーニ」という注目メニューが。
どん!!
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1,000gを超える量のとんでもない山盛りライスです。
我こそは!という猛者はどうぞ、訪れた際にチャレンジしてみてくださいね。
旅の思い出になること間違いなし!
店名:Asian Bar RAMAI(ラマイ)札幌本店
住所:札幌市豊平区月寒東1条17丁目5-48 有田不動産ビル1F
アクセス:地下鉄東豊線福住駅より徒歩15分(札幌ドームすぐそばです)
営業時間:11:30~21:30(ラストオーダー21:00)
土日祝日は11:00オープン ※中休みなし
お家時間にオススメ!レトルトスープカレー
今年は自宅で過ごすことが多く、買ってきたものを家で食べたり、ストックを購入しておいたりということが増えたのは私だけではないと思います。
なかなかスープカレーを食べにお店に行けない中、私はスーパーのカレーコーナーに並ぶレトルトスープカレー(具入りで常温保存OK)を自宅で楽しんでいました!
こちらは、札幌が本店のスープカレー店「マジックスパイス」(通称:マジスパ)のもの。
付属のペースト&スパイスで辛さを調節できます。
マジスパのスープカレーは中毒性があると言われているに比べ、レトルトはとてもあっさり食べやすい印象です。
今やスープカレーは、自宅で手軽にしかも安く食べられるようになっているんです。
まさにソウルフードですよね!
お土産にいろんな種類をいかがですか?
番外編!ルーカレーも大好き!
ここまでスープカレーをちょっと語ってきました。
でもでも!
やっぱりルーカレーも大好きです。
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実は、先週の記事で書人Ogataさんが紹介してくれた、「clock(クロック)」は、私も大好きなお店なんです!
数あるカレー店でオススメのお店が同じとは嬉しい!
ぜひぜひ一度足を運んでみてくださいね。
詳細はこちらから▼
このお店がある円山は、おしゃれで隠れ家的なスポットが多い地元でも人気のエリア。
時間をかけてゆっくり探索したいオトナ女子にオススメです♪
どんどん食べらさる!ハズレなしのローカル定番フード!
定番グルメも良いけれど、せっかくならローカルフードにも目を向けてみませんか?
道民にとって、特別ではないけれど愛してやまない定番を一挙ご紹介!
ワンコイン程度で手に入るのも魅力です。
ラッキーピエロ チャイニーズチキンバーガー
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道南の函館市内いたる所に17店舗(2020年8月現在)、絶大な人気を誇るB級グルメといえばコレ!
ド定番は「チャイニーズチキンバーガー」ですが、ファミレスばりのメニューの豊富さも魅力です。
私も時々食べたくなりますが他の地域へ進出していないことから、道産子でも函館に行かなきゃ食べられない!という特別感があります。
みよしの ぎょうざカレー
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全道25店舗のうち20店舗が札幌市内というローカルチェーン店。
餃子とカレーの組み合わせがナシだと思っているそこのあなた!
あらあら不思議、とにかく美味しいので試してみてください。
自宅で焼ける「みよしの」のチルド餃子が道内のスーパーには並んでいるので、我が家の7歳の息子は私の餃子より「チルド買って来て!」と言うほど慣れ親しんでいます。
焼きそば弁当
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通称「やき弁」、カップ焼きそばは数あれど特売で大きな場所を占領するのも100円を切っていたらソッコー買うのもコレ。
我が家はストックしていないと不安になります(笑)
何か特別な味ではないんですが、やっぱりやき弁がいい!と恋しくなるソウルフードなんです。
佐藤水産 サーモンファクトリーのおにぎり
マッサージの後さすがに腹が減って大好きな佐藤水産のおにぎり食べた。でかくて具もたっぷり。これも長年の札幌での楽しみのひとつ。うまかった。本当は帰りの新千歳空港でも買って帰りたいのに。また販売再開して! pic.twitter.com/V2Db1tHK9Y
— でかまる (@Ig33P) September 1, 2020
引用:Twitter
米好きな我が家のドライブのお供♫
サーモンファクトリーの名物・ジャンボおにぎりは北海道を感じられる一品です。
これでもか!というほど具がたっぷりで、鮭でも「紅鮭」「あきあじ」「あきあじハラス」など迷ってしまうラインナップ。
いくら入りの「ミックス」や「たらこ」も最高ですよ!
大きな大きなおにぎりに、子供たちもかぶりつきます。
店名:佐藤水産 サーモンファクトリー店
住所:石狩市新港東1丁目54
営業時間:9:30~17:30
※コロナ対策により営業時間が変更となる場合があります。
カズチー
「カズチー」ってなんだかカワイイ響きだけど何だと思います?
燻製カズノコ × チーズを組み合わせた、新しいおつまみなんです!
2018年に発売された後、人気に火がつき最近でもお土産やさんなどでは売り切れているほど。
まさに北海道で今もっとも旬なお土産です。
燻製の香りとカズノコの歯ごたえ、そしてチーズのまろやかさが相まってお酒のおともに最高!
公式サイトから購入可能ですので、お取り寄せして食べてみる価値アリですよ。
北海道にはめんこい方言もあるんだよ〜
北海道弁はちょっと単語が違うくらいでほぼ標準語だと思っていました。
ですが、どうやらイントネーションがちょっと違ったりもするようです。
北海道弁といえば、2018年の平昌オリンピックでカーリング女子とともに全国区となった「そだねー」がわかりやすいでしょうか。
女の子が言うとホンワカして可愛らしい印象を与える言葉かもしれません。
● なまら : とても
「なまらムカつく!」:めっちゃムカつく
「なんまムカつく!」:ものすごくムカつく(最上級)
● したっけ/したっけね : それなら/バイバイ・またね
● わや : 大変・めちゃくちゃ・どうしようもない
● ザンギ : 鶏の唐揚げ
● 豚汁(ぶたじる) : 豚汁(とんじる)
● ゴミステーション : ゴミ収集所
● ゴミ投げ : ゴミ捨て
他にもあるめんこい?方言を例文とともにどうぞ♫
「こないだはどーもね!」
「なんも、なんも!」(大丈夫だよ、どういたしまして、いいから気にしないで〜)
これは日常生活でかなり万能に使える軽い返しの表現です。
若い女の子が言うのも良いですが、おばあちゃんが手をパタパタさせながら「なんもなんも〜」と言うのはほっこりしますよ。
「今日はベタ雪だから、雪ほろえるように ぼっこ手袋はいていきなさいよ〜!」
(今日は水分の多い雪だから、雪をはらえるミトンタイプの手袋をはめていきなさいよ〜)
小学生が冬に親から言われることがこちら。
ぼっこ手袋の由来は、木の棒など棒状のものを「ぼっこ」と言うことからきています。
北海道弁では、靴下だけでなく手袋もはくものなんです。
ベタ雪は簡単に言うと、ギュッと固まって雪だるまを作りやすい雪のことで、それに対して新雪のようなサラッサラの雪を私の地域では「サラ雪」と呼んでいました。
ぼっこ手袋って可愛い表現だと思うんだけどなぁ〜。
「全然このボタン押ささんないんだけど!・・・あっ、押ささったわ。」
(何回押しても全然このボタン反応しないんだけど!あっ、押せたわ。)
「このカレーは、ほんと食べらさる!」
(このカレーは、ほんとついつい食べちゃう!)
「〜ささる」の微妙な感覚、わかってもらえるでしょうか(笑)
どこか「自分の意図することではないんだけど」というニュアンスが含まれています。
ポケットの中の携帯電話で、知らないうちに誰かに電話をかけてしまっているときには絶対に使いますね。
「さっき電話くれた?」
「ごめん!中で押ささっちゃったみたいで〜」
ね?
「わざとじゃなかったの?それじゃあしょうがないかぁ〜」って気持ちになっちゃいますよね?
【たんぽぽツアーWEDNESDAY】北海道のあれこれ ご紹介のまとめと次回のお知らせ
今回は、知って楽しい北海道のあれこれをご紹介させていただきました。
- 結婚式は会費制
- 豆まきは落花生で
- 七夕は8月7日
- ゴキブリがほとんどいないだろうといわれている
- 新名物スープカレー
- 本当に勧めたいローカル定番フード
- ちょっとホッコリ北海道弁
「えっ!北海道ってそうだったの!?」
一度でもそう思っていただけたなら道産子として嬉しいです♫
ちょっと意外な風習もあるけれど、美しい自然と美味しい食べ物がたくさんの北海道。
北海道を旅するなら、移動だけで終わってしまわないよう余裕ある日程でじっくり観てまわるのがオススメです♪
観光客に向けたご当地グルメももちろん良いですが、道産子が本当に好きなものは美味しいうえにリーズナブル。
旅の合間に、そしてお土産に、ローカルフードも取り入れてみてくださいね。
今回のたんぽぽツアーでは、毎月北海道メンバーが登場!
8月は Ogataさんが、9月は私imokkoが、そして10月はねここさんが北海道の魅力と共に、イチオシのカレー店も紹介しちゃいます♫
来月もお楽しみに!
北海道、なまら良いとこっしょ?
来週の水曜日、一週間のまんなかに皆さんへ明るい話題を届けてくれるのは、書人らざさん!
パリに留学経験もある(オシャレ!)ワーキング主婦ライターのらざさんが、岐阜県・飛騨高山地方の魅力をたっぷりと紹介してくれます。
たんぽぽツアーを通して各地の方言を楽しんでいる私は、飛騨弁がどんな感じなのか今からとても楽しみです♪
らざさん、よろしくお願いしまーす!
そして、次のたんぽぽツアーは9月4日金曜日公開です。
華金にお届けする、楽しい全国の旅ストーリーお楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。