【たんぽぽツアー】美(うま)し国、伊勢。見て、食べて、リフレッシュしよう!

みなさま、こんにちは。
書人つばきです。
1週間の始まりに、明るい元気をお届けします。
今回は、私と娘が三重県伊勢市の友達のもとへ遊びに行った時のことを書いてみようと思います!
“お伊勢さん”と言えば伊勢神宮!
ちなみに、「神宮」と「神社」の違いは知っていますか?
神社本庁によると、
- 神宮・・・皇祖(天皇の先祖)や天皇をお祀りしている
- 神社・・・その略称である「社」とともに一般の神社に対する社号として広く用いられている
ということです。
「神宮」と聞くと、なんとなく「大きそう」、「古そう」と思いませんか?
伊勢神宮はそれだけじゃないんです!
その歴史や美しさに圧倒されてしまった私たちの様子もお楽しみに!(笑)
そして、忘れてはいけないのが「おかげ横丁」です。
季節ごとの催し物、お土産屋さんだけでなく、美味しいものが食べられるお店もたくさんあります♪
今は他府県への移動や旅行をする状況ではありません。
ですが、だからこそ、「たんぽぽツアー」の記事を読んで、気分だけでも旅行をしてみませんか?
物やお店によっては通販を行っているところもあるので、お取り寄せをして、お家で伊勢を訪れた気分になってみるのもいいかもしれませんね。
ぜひ最後までお楽しみください。
“お伊勢さん”こと伊勢神宮へ!
友達に迎えに来てもらったのは、最寄り駅であるJR伊勢市駅。
伊勢神宮って、そこから歩いて5分くらいなんです。
お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮は、正式には「神宮」といいます。
内宮と外宮を始め、14所の別宮(べつぐう)、43所の摂社(せっしゃ)、24所の末社(まっしゃ)、42所の所管社(しょかんしゃ)があります。
これら125の宮社全てをふくめて神宮といいます。
内宮には約2000年、外宮は約1500年の歴史があります。
(参考:伊勢神宮)
娘と一緒に訪れたのですが(旦那さんはお仕事の都合でお留守番です)、5分くらいならへっちゃらですね!
バスやタクシーもあるので、そちらを使うのもアリです。
でも、バスは都会のように数分おきに来るわけではないので要注意!
ではいざ参拝・・・
「つばきちゃん、スニーカー履いてきたんやね。良かった」
え?どういうこと?
歩くつもりだったから、履いてきたけど・・・。
「神宮には玉砂利がいっぱい敷いてあるんよ。ヒールやと歩きにくいし、革靴やと汚れが目立つし。やから、スニーカーが1番やに」
そうか!
しかも、伊勢神宮って広いから、玉砂利もたくさんありますよね!
ということで、今度こそ、いざ参拝!
まずは外宮へ!
外宮にお祀りされているのは、豊受大御神(とようけのおおみかみ)さま。
産業の守り神であり、内宮の天照大御神(あまてらすおおみかみ)さまのお食事を司ります。
「外宮先祭(げくうせんさい)」という言葉に従い、まずは外宮からお参りに行きます。
外宮の豊受大御神(とようけのおおみかみさま)は天照大御神(あまてらすおおみかみさま)のお食事を司る神さまですので、内宮に先だって神饌(しんせん)と呼ばれる神さまのお食事をお供えします。
お祭りの順序にならい、お伊勢参りは外宮から内宮の順にお参りするのがならわしです。
(引用:伊勢神宮)
着いた瞬間から、なんだか清らかな空気を感じます。
娘も、「すごーい!」とびっくりしていました。
表参道火除橋(ひよけばし)を渡り、神域の入口へ。
「外宮は左側通行やから、左のほう歩きない」
「はーい!」
・・・ん?
「歩きない」・・・「あるきない」・・・「ない」?
歩くの?歩かないの?どっち??
実はこれ、三重弁なんです。
「~しない」というのは、「~しなさい」と同じ意味の命令形。
文章にすると更に分かりにくくなってしまいますね。
つまり、「歩きない」は「歩きなさい」、ということ。
そのまま左側を歩いて、手水舎で手を洗います。
そして正宮の豊受大神宮(とようけだいじんぐう)へ向かいます。
参拝は二拝二拍手一拝。
娘にはちょっと難しかったかな?
でも、こういうのは気持ちが大事ですよね!
正宮に着くまでの自然がとっても綺麗で、心が洗われるようでした。
他にも、多賀宮(たかのみや)、土宮(つちのみや)、下御井(しものみいの)神社、風宮(かぜのみや)、渡会国見(わたらいくにみ)神社、大津(おおつ)神社などなど、たくさんの神様がお祀りされています。
興味のある方はぜひ訪れてみてください。
次は内宮へ!
内宮にお祀りされているのは、天照大御神(あまてらすおおみかみ)さま。
皇室のご祖先であり、日本人の「心のふるさと」でもあります。
内宮へは、外宮からバスやタクシーで10~15分程度。
歩くと1時間近くかかるので、さすがに車での移動のほうが良さそうです。
バスはすごく混むので、時間に余裕を持って行動するか、タクシーを事前に予約しておくとスムーズに動けますよ。
内宮の大鳥居の前まで行くと、そのスケールの大きさに思わずため息が出ました。
その高さ、なんと7.44m!
「ママ!写真とって!」
大きな鳥居と小さな娘の対比が面白くて、写真をパシャリ。
他の観光客も大鳥居の前で写真をとっています。
「中は撮影禁止のところもあるから、ちゃんとルールは守ってな」
確かに、こういう場所ははしゃぐところじゃないですもんね。
大鳥居の前で一礼してからくぐると、五十鈴川にかかる壮大な宇治橋。
「伊勢神宮って歴史が長いから古いんだと思ってたけど、橋は新しいんだね」
「橋は、式年遷宮の4年前に架け替えるって決まっとるんよ。
お木曳き(おきひき)っていう行事を、伊勢市のみんなで協力して行うんさ」
初めて行われたのは持統天皇4年(690年)。
中断や再開を経ながらも、20年に1度、約1300年にわたって繰り返し行われてきました。
前回である第62回は、平成25年10月に行われています。
内宮(皇大神宮)・外宮(豊受大神宮)の2つの正宮の正殿、14の別宮の全ての社殿、計65棟の殿舎のほか、714種1576点の御装束神宝(装束や須賀利御太刀等の神宝)、宇治橋なども造り替えられます。
式年遷宮に使われる用材を内宮、外宮それぞれの宮域に運搬する行事です。
内宮に使う用材は五十鈴川を使って運ぶため「川曳(かわびき)」、外宮に使う用材は伊勢市内を通って運ぶため「陸曳(おかびき)」と言います。
国の選択無形民俗文化財(風俗習慣・祭礼(信仰))に登録されています。
市全体で伊勢神宮の歴史を守っているんですね。
「守ろう」「尊重しよう」という気持ちがないと、何千年も続けられないことです。
宇治橋では、外宮とは反対に「右側通行」となっています。
「ママ、真ん中ならすいてるよ」
橋の真ん中には細い板が1本敷かれており、ちょっとした出っ張りになっています。
そこにのぼって、スイスイ歩いていきたい気持ちは分かりますが・・・。
「真ん中は、神様が通る道だから歩いちゃダメなの」
混み具合にもよりますが、真ん中を歩くのはできるだけ避けましょう。
内宮も自然の景観が素晴らしいんです。
神苑には豊かな木々が広がり、涼しげな空気が流れていました。
これにはさすがの娘も圧倒されたのか、大はしゃぎする様子もなく、きょろきょろしているだけでした。
そして現れた手水舎で手を洗います。
内宮には、五十鈴川が直接手水舎になっている御手洗場(みたらし)というところがあります。
昔はそこで心身を清め、お参りをしていたそうです。
綺麗な川ですが、手すりも何もないので、小さい子どもやお年寄りの方にとっては少し不安かもしれません。
今回は御手洗場は見るだけにとどめておきました。
手を洗い、正宮を目指します。
その道中、左側に内宮神楽殿(ないくうかぐらでん)が見えてきました。
お神札授与所(おふだじゅよしょ)、ご祈祷受付、御饌殿(みけでん)、神楽殿(かぐらでん)が連なっています。
入母屋造りの厳かな建物がどっしりと迎えてくれ、ここだけ時間の流れが違うような気さえしてきます。
さて、ようやく正宮の皇大神宮(こうたいじんぐう)へ!
石が積まれてできた長い階段を上りきると、唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)の建物が見えてきます。
神明造(しんめいづくり)というのは、日本における神社建築様式のうちの1つです。
しかも「唯一」と頭に付くのは伊勢神宮だけで、その名の通り、この建築様式は伊勢神宮でしか見られません!
「すごく厳かな雰囲気だね。背筋が伸びるというか。
来て良かった!昔の人が憧れる気持ちも分かるかも」
「内宮の社殿の鰹木(かつおぎ)は10本、外宮は9本なんよ。千木(ちぎ)は、内宮が内削ぎ、外宮が外削ぎ。
気づいとった?」
「え!?何それ!早く言ってよ~!」
- 千木・・・社殿の屋根の両端の所で、交差し高く突き出ている部分のこと
- 鰹木・・・千木(ちぎ)と千木の間の棟の上に、棟に対して直角に並んだ数本の木のこと
(引用:東京都神社庁)
また、こちらでも、瀧祭神(たきまつりのかみ)、御稲御倉(みしねのみくら)、荒祭宮(あらまつりのみや)、御酒殿(みさかどの)、風日祈宮(かざひのみのみや)、大山祇(おおやまつみ)神社、子安(こやす)神社などなど、たくさんの神様がお祀りされています。
興味のある方はぜひ訪れてみてください。
伊勢神宮をもっと詳しく、ガッツリまわりたい!という方は、「お伊勢さん観光案内人」を利用してみてはどうでしょうか?
伊勢神宮の歴史を学びつつ、伊勢の良さにも触れることができますよ。
「つばきちゃん、そろそろお腹空かへん?」
「空いた!もうお腹ぺこぺこ!」
「じゃあおかげ横丁行こに!すぐそこやよ」
再び大鳥居まで戻ってきて、振り返ってから来た道に一礼。
大鳥居から出て右手側に広がるのがおはらい町、そしておかげ横丁。
宇治橋から五十鈴川に沿って約800mの通りは、内宮の鳥居前町として発展してきました。
少し歩くと、江戸時代にタイムスリップしたみたいな街並みがあらわれました!
おかげ横丁
(引用:おかげ横丁)
おはらい町には、伊勢特有の切妻・入母屋・妻入り様式の建物が並んでいます。
どこのお店も活気があって、歩いているだけで元気になれますね。
おかげ横丁の中央には、テレビなどで見かけたことのある大きな招き猫がありました!
もちろん、そこでも記念に写真をパシャリ。
コロッケ
「ママ、お腹空いた~!」
空腹に耐えかね、娘が「お腹空いた」コール。
私もお腹空いたけど、今からお店を探して、席が空くまで待つとなると、結構時間がかかるかも・・・
「じゃあ、豚捨(ぶたすて)でコロッケ買おに」
そう言われ、案内されたのは「豚捨」という牛肉屋さん。
(牛肉屋さんなのにお店の名前に「豚」が入ってるの、ちょっと面白いですよね。)
お店の外には香ばしい揚げ物の香りが漂ってきていました。
対面式のレジカウンターでは、コロッケの他にメンチカツや串カツなども売っています。
「おかげ横丁に来たら、まずはコレ!食べ歩きには最適やし、程よい大きさやからペロッと食べられるんよね」
お腹ぺこぺこの娘も、これにはニッコリ。
他には、漬物屋さん「傳兵衛」(でんべえ)のきゅうりスティック、かまぼこ屋さん「若松屋」(わかまつや)のチーズ棒、たこ棒、いか棒も食べ歩きにオススメです♪
伊勢うどん
「そういえば、伊勢うどんって食べたことある?」
うどんなのにコシが全くない、ぐにゃぐにゃとした太い麺で、たまり醤油を使った濃褐色のタレをかけて食べるという伊勢うどん。
「食べたことない!」
「小さい子でも食べやすいよ。食べてみよか」
次に案内されたのは「ふくすけ」といううどん屋さん。
うどん屋さんであるためか、店の回転は速く、席数も多いためすぐに案内されました。
伊勢うどんは箸で簡単にちぎれるくらい柔らかいので、娘には短く切って食べさせました。
甘じょっぱいタレがクセになりそう!
「私、伊勢うどんしか食べたことがなかったから、日本人はみんな伊勢うどん食べとるんやと思っとったんさ」
「ええ?(笑)でもさすがにスーパーには讃岐うどんとか売ってるでしょ?」
「売っとるけど、食べたくなるのは伊勢うどんなんよ」
「そっか、郷土料理ってそういうものだよね」
「あと、ふつうのうどんってつゆをどうしたらいいんか分からん。伊勢うどんはタレやし、ほとんど余らへんのよ」
「なるほど・・・」
「捨てるのはもったいないし、でも全部はよう飲めへんし・・・」
小さい頃から伊勢うどんを食べて育った友達には、こんな素朴な悩みがあったみたいです。(笑)
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手こね寿司
「じゃあ、手こね寿司は食べたことある?」
手こね寿司?「手」で「こね」てある「寿司」ってこと??
鰹や鮪などの赤身の魚を醤油を中心としたタレに漬け込んだ後、寿司飯へと合わせて食べる。
好みにより、大葉や生姜、海苔などをちらす。
観光案内では漁師が漁の合間に食べた食事がもとであり、考案したのは志摩町和具(志摩市)の漁師とされ、沖での忙しい鰹漁のさなかの食事として、獲れた鰹を千切りにして醤油を付け、炊きたてのご飯に手で混ぜて食べたのが始まりとされる。
(引用:Wikipedia)
店先のメニューで写真を見るだけで、もうヨダレが出ちゃいそうなくらい美味しそう!
「おすすめは海老丸(えびまる)か、すし久(すしきゅう)やなぁ。
他にも海鮮が食べたいなら海老丸、とろろご飯も食べたいならすし久!」
ちなみに、どちらもすごく混むので、開店と同時に行くのが良いみたい。
それか、電話で予約しておくとベストですね♪
しっかりとタレが染み込んだ刺身と、お酢と薬味のきいたご飯がとっても合います。
「タレの味や、ご飯に何を混ぜるかは家庭によって違うんよ」
何パターンも美味しい手こね寿司があるってことね!
ちなみに、友達の家庭の味は?
「ちょっと甘めのタレと、ご飯には大葉・生姜・みょうが・白ごま。
生卵を乗せても美味しいよ」
ちなみに、スーパーのお惣菜のところにも並んでいるそうですが、それには紅生姜が添えられているそうです。
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とんかつ
(引用:おかげ横丁)
「なんだか、また美味しそうなにおいが・・・」
可愛らしい豚さんがトレードマークの「もくとん」は、伊賀の里モクモク手づくりファームのとんかつ専門店です。
モクモク特別栽培米「ごーひちご」、化学調味料を使わない独自のとんかつソースなどにもこだわっています。
とんかつだけでなく、豚かば丼、かつ丼もぜひ召し上がってみてください!
伊賀については、書人こぶさんが魅力たっぷりに紹介してくださっています♪
親子で楽しめるお店
食べてばかりでは、せっかく連れてきた娘も飽きてしまいます。
そこで立ち寄ったのは2つのお店。
1つは「孫の屋三太」(まごのやさんた)
お店のたたずまいは、昔懐かしい「商店」って感じです。
でもそこに並ぶおもちゃは、木のぬくもりを感じられるものばかり。
しかも、子どもが触れるものだから、材質・構造などの安全性にとてもこだわって作られています。
工作キット、ままごとセット、つみき、クレヨン・・・。
「ママ、ままごとセットとクレヨンがほしい!」
「う~ん、どっちかにしよう」
「じゃあ、“どちらにしようかな うらの神様の言う通り”で決めよや」
「“うらの神様”??」
この地方の人たちは、「どちらにしようかな」の歌を「うらの神様の言う通り」と続けます。
神様は天ではなく自分たちが住むところのすぐ近くにいらっしゃる、ということから、そういう歌詞になったのでしょうか?
ちなみに、娘へのプレゼントはクレヨンになりました♪
もう1つは「季節屋台」(きせつやたい)
ここでは、1回4射300円で射的ができます。
昔、お祭りの出店でよくやりませんでしたか?
「懐かしい!」という気持ちで意気揚々とやってみましたが、才能がないのか1つも当たらず・・・(涙)
でも、お菓子を1個おまけでもらっちゃいました。ラッキー!
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赤福
(引用:赤福)
赤福の創業は宝永4年(1707年)!
なんと、300年以上の歴史があります。
甘いあんこと柔らかいお餅が特徴ですよね。
三重県伊勢市の和菓子屋赤福の和菓子商品である。
餅菓子であり、いわゆるあんころ餅の一種。餅を漉し餡でくるんだもので、漉し餡には三つの筋が付き、五十鈴川の川の流れを表しているとされる。
餅は傾けて持ち帰ると崩れることがあるほど非常にやわらかい。
(引用:Wikipedia)
おかげ横丁の中心部にある別店舗の赤福では、夏は赤福氷、冬は赤福ぜんざいを食べることができます。
それにしても・・・すっごく混んでる!!
「いつもこんなに混んでるの?」
「そうやなぁ。でも、朔日餅(ついたちもち)の時のほうがすごいよ」
「朔日餅??」
赤福が1月を除く毎月1日に販売する餅。地域の風習である「朔日参り」にちなんだもので、毎月販売する餅は異なる。
1978年(昭和53年)に朔日参りの参宮客をもてなすために、赤福餅で培った技術に季節感を織り込んだ商品として販売を開始した。
1日しか買えないことから、お金では買えない気持ちを伝える贈答品として優れている。
(引用:Wikipedia)
本店で直接買うには、前日の午後5時から配布される「整理券(時間指定券)」をゲットしなければいけません。
そんな時間ない!という方は、当日に本店で食べることもできます。
午前4時45分に開店するので、売り切れる前に行きましょう!
「朔日餅も良いけど、朝粥(あさがゆ)も美味しいんよ」
「朝粥?朝からお粥を食べるの?」
朔日餅と同じく、朝粥も月替わりのメニューで提供されます。
どこのお店も600円前後で絶品の朝粥を食べることができます♪
大体のお店は午前4時45分開店ですが、人気のお店はすぐに満席になり、朝粥も売り切れてしまいますので、なるべく早めに行きましょう。
実は、赤福の関連会社であるマスヤは、あの「おにぎりせんべい」を作っています!
知ってましたか?
他にも、三重県について書人いえくみさんが詳しく紹介してくださっています♪
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つばきの疑問
おはらい町には民家もあるのですが、それらを眺めていると、あることに気づきました。
玄関先のしめ縄が飾られたままなのです。
もしかして・・・
「めんどくさがり?」
「いやいや、違うよ!(笑)」
よーく見ると、そのしめ縄の真ん中には「蘇民将来」(そみんしょうらい)と書いてある木の札が飾ってありました。
これは昔、伊勢の地を旅していた須佐之男命(すさのおのみこと)が、この地に住む兄弟の家に宿を求めたところ、 最初に訪れた弟の巨旦将来(こたんしょうらい)は、大変裕福であったにもかかわらずこの頼みを断りました。
そして、次に訪れた兄の蘇民将来(そみんしょうらい)は、大変貧しい暮らしをしていましたが快く引き受け、貧しいながらも出来る限りもてなしました。
須佐之男命はこれを大変喜び、一宿の恩返しに茅の輪を与え〝後の世に疫病あらば、この茅の輪を腰に付けたる者は難を逃れるであろう〟と言い残し旅立ちました。
以来、蘇民家は疫病が流行ってもそれを免れ代々栄えたといいます。
伊勢では、この故事にあやかって「蘇民将来子孫家門」の護り札をしめ縄に付けて、一年中門口に飾り、無病息災を願う風習が今に受け継がれています。
(引用:おかげ横丁)
なるほど!
だから伊勢の人たちは、こんなに元気いっぱいなのね!
【たんぽぽツアーMONDAY】伊勢神宮とおかげ横丁 ご紹介のまとめと次回のお知らせ
今回は、私と娘の伊勢旅行についてお話させていただきました。
伊勢神宮の外宮と内宮のたたずまい、その歴史、美しい自然・・・
伊勢の人たちは、こんなにも神様に囲まれて暮らしているのですね。
そして、旅行の醍醐味は美味しい食べ物!
今回紹介させていただいたのは
- 豚捨(コロッケ)
- ふくすけ(伊勢うどん)
- 海老丸、すし久(手こね寿司)
- もくとん(とんかつ)
- 孫の屋三太、季節屋台(親子で楽しめるお店)
- 赤福
以上の8店です♪
他にも魅力たっぷりのお店がたくさんあります!
通販をしているお店もあるので、ぜひ利用してみてくださいね。
今は気軽に「三重に行こう!」という時期ではありません。
ですが、この記事を読み、「三重ってこういうところなんだ」「伊勢ってこういうところなんだ」と興味を持っていただけたら嬉しいです。
とりあえず、帰ったらお家で手こね寿司を作ってみようかな♪
三重、ええとこやに。
伊勢にもおいない♪
来週月曜日、一週間のはじまりは書人こぶさん!
旅行が大好きで、とっても明るい主婦ライターさんです。
同じく三重県の伊賀の魅力をお届けします。
さらに!来週はもう一人の書人 chikaeさんからも配信させていただきます!
ママになっても毎日を充実させて働きたい!そんなキラキラママライターさんです♪
三重県のおとなえい愛知県・三河地方からのステキなストーリーです。
こぶさん、chikaeさん、よろしくおねがいしまーす!
そして、次のたんぽぽは8月19日水曜日公開です。
週の真ん中、元気がでる旅のお話をお楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。