【たんぽぽツアー】庄内地方は食と自然の宝庫!山形にきたらこごさ行ってみっが!

みなさま、こんにちは。
書人ぺねです。
【たんぽぽツアー】水曜日の今日は山形県庄内地方から!
1週間のおりかえしに、ほっと一息つける時間をお届けします。
先週、富山県を紹介したhanachanさんからバトンを引き継ぎました!
書人のしまさんも山形県置賜地方の魅力を紹介してくれています。
今回は西に日本海、北は鳥海山(ちょうかいざん)に囲まれた山形・庄内地方の魅力を紹介していきますね!
もくじ
庄内地方ってどんなところ?
引用:やまがた暮らし情報館
皆さんは山形県と聞いて、どの位置にあるのかご存じですか?(唐突ですみません笑)
実は東北地方の日本海側、実は秋田県と新潟県の間にあります。
そして、もっと細かくみてみると山形県は全部で4つの地域に分かれています!
今回はその内の1つ、庄内地方を紹介していきたいと思います!
ここは山形県の中でも風が強いので、沿岸のいたるところに大きな風車があります。
これが近くで見ると巨大すぎて圧巻なのですが、その風車を利用した風力発電が盛んです。
雪の降る量はそこまで多くないのですが、強風により冬は地吹雪で一寸先も見えなくなります(笑)
また、日本海に面しているので雨もたくさん降ります。
(最近だと、川が氾濫したというニュースで目撃しましたね。)
こう聞くと、ちょっと暮らしにくい(?)気候だと思われるかもしれません。
しかし、西に日本海、北には鳥海山(ちょうかいざん)があり、山と海の幸の両方に恵まれ、豊かな自然と食文化がある地域です。
そこで、今回は自然と四季の食材に触れながら紹介していきたいと思います。
山形の春はお花見!と旬の食材に親しむ【鶴岡公園】
引用:庄内観光サイト
写真は「鶴岡公園」という山形では人気の花見スポットです!
「日本さくらの名所百選」にも選ばれた場所で、約730本の桜が咲き誇ります。
見頃は4月中旬~下旬にかけてです。
夜はライトアップされて桜がより綺麗に映るんです!
開花時期に合わせて出店も出るので、この時期は特に町が賑やかな雰囲気に包まれます。
引用:乗換案内のジョルダン
この辺りは昔、「鶴ヶ岡城(つるがおかじょう)」というお城の跡地だった場所です。
そのため敷地もかなり広くて堀や石垣、石碑など歴史を感じられる場所でもあります。
園内には池や四季折々の花が咲いていて、ふらっと散歩やデートにもおすすめです!
山形の春のごちそうは筍!孟宗筍(もうそうだけ)
春に山形の旅館へ泊まることになったら、お食事に「たけのこ」が入っているかもしれません。
もし入っていたら、山形の春の味覚「孟宗筍(もうそうだけ)」の可能性が高いです!
たけのこ特有のえぐみがなくて、やわらかくシャキシャキした食感がくせになります。
孟宗筍は4月下旬~5月下旬にかけてが旬です。
詳しくは「湯田川孟宗(ゆたがわもうそう)」で調べてみてください!
毎年、収穫時期にかけて通信販売も行われているようですよ♪
庄内ではこの時期になるとたけのこご飯や味噌汁にしていただきます。
これを食べてやっと「春がきた~!」と実感できるくらい、庄内の春に欠かせない食材です。
山形県に世界一!?夏はクラゲの水族館へ【鶴岡・加茂水族館】
さて、鶴岡市湯野浜の海岸線に沿って進んでいくと楕円形の建物が見えてきます。
写真の中に見える白い建物が加茂水族館、または「クラゲドリーム館」と言います。
この直径5メートルに及ぶ巨大水槽の中に、約1万匹のミズクラゲがいます。
引用:instagram
クラゲが光に照らされて透き通って見えるのですが、これがとっても幻想的なんです。
ここは一度閉館の危機に陥ったことがあり、その窮地を救ってくれたのがクラゲだったそうです!
そのためクラゲに対する愛情が半端ないです!(笑)お食事処では海月ラーメンにクラゲのお刺身など。
そして、極めつけはこれです!じゃーん!くらげのアイスクリーム。
引用:マイナビ
「え~おいしいの!?」と聞かれそうですが、コリコリした食感が新感覚!
私も小さい頃に食べたのですが、くらげのクセもなく美味しく食べられるアイスクリームです。
また、ここはクラゲだけでなく、庄内浜の魚やアシカや可愛いウミガメにも会える水族館です。
引用:加茂水族館
周辺に暮らすウミネコにはえさをあげることもできますよ♪
個人的に、自然の中にあるこの水族館の特権だな~と思っています。
余談ですが、あの「さかなクン」も来館されたそうです!
普段なかなかお目にかかれない生き物とふれあうきっかけになりますし、お子さんの夏休み自由研究にもいいかもです(笑)
山形県・庄内が誇る秋の特産物は「お米」!【庄内平野】
庄内は平地が多いので、道路を走っていても広~い田んぼ道が続きます。
「米どころ庄内」とも呼ばれ、私が子どもの頃は教科書に「庄内平野」が紹介されていました。
当時、「うわぁ~教科書載ってるじゃん!!まじか!」とびっくりしたものです。
9~10月は稲刈りの頃で、ここから毎年美味しい新米が出荷されます。
山形で作られたお米「つや姫」は炊き上がりに「艶」があって、冷めてもおいしく食べられるお米です。
https://www.instagram.com/p/CE_LmM1jq3X/
引用:instagram
よくお店の前に「つや姫使っています!」の旗が立っているので、ぜひ注目してみてください!
庄内のうめぇもの、いっぺけ~の~!
ぺね
「いっぺ」は「たくさん」を意味し、「けー」は「食べてね」という意味です。
ちなみに、私の住んでいる地域で「ありがとう」を「もっけだの~」と言います。
「もっけだの~!」の言葉を聞いたときはめちゃめちゃ歓迎されてると思って間違いないです(笑)
冬は新米で作った日本酒で乾杯!【庄内酒まつり】
引用:庄内 旅方録
山形には古くから続いている多くの酒蔵があります。
良質なお米と鳥海山(ちょうかいざん)の湧き水を使った日本酒。
最高ランクのものは純米大吟醸酒(じゅんまいだいぎんじょう)と呼ばれます。
庄内は米作りが盛んなこともあり、お酒好きの方にはたまらない場所だと思います。
毎年7月7日頃には庄内酒まつりが行われます。
日本酒の飲み比べやお酒とともに地元の美味しい料理をいただく。
自分の好きなお酒を探せるチャンス!でもあり、友達同士やご夫婦で来られている方も多いです。
皆さん昼から飲みまくってますが(笑)
これが山形県民にとって至福の時なのかもしれません。
引用:youtube
ここで山形で作られているお酒を一部紹介します。
- くどき上手
- 上喜元(じょうきげん)
- 初孫
- 楯野川(たてのかわ)
- 麓井(ふもとい)
まだまだありますが、こうみるとお酒の名前は個性があって、ユニークだなぁと思います。
ちなみに山形のおみやげ屋さんではよく日本酒が販売されています。
「日本酒はちょっと苦手…」という方には、純米酒をベースにしたフルーツテイストのお酒はいかがでしょう。
ロックやソーダ割り、ほかのリキュールと混ぜてもおいしく飲めます。
原料になる果物は県内で採れたものを使っているので安心できますね。ぜひチェックしてみてください♪
最後に、もし山形に来られる機会がありましたら、ぜひ食べてほしいものがあります。
それは庄内浜でとれた「海の幸」です!
私が食べたとき、美味しくて思わず唸ってしまったまぐろ丼を紹介します。
庄内の海の幸は格別!新鮮さが売りのまぐろ丼【酒田・みなと市場】
酒田にあるみなと市場では、地元で水揚げされた新鮮な魚介類が食べられます。
ここは市場内にある【まぐろ専門店】です。海の幸の宝庫や~!
朝9時からやっているのも嬉しいですね!
https://www.instagram.com/p/BT6jghoFaTo/
引用:instagram
ここのまぐろは脂がのっていて、とにかく新鮮で格別なんです!
でも、脂がしつこくない!初めて庄内に来られた方やまぐろが大好きなあなたへ。
よければこちらのお店に足を運んでみてください。
ちなみに上の写真のように、お店の隣がすぐ港なので食後、潮風に当たりながら散歩をするのが私は好きです♪
【たんぽぽツアーWADNESDAY】静岡県のご紹介のまとめと次回のお知らせ
山形県庄内地方は山と海にはさまれた豊かな自然と産物に恵まれた町です。
たまには自然にふれてのんびりしたい、ほっと一息つきたい。
「美味しい海の幸を堪能したい!」という方にもきっと気に入っていただけると思います♪
この記事を読んで、少しでも山形県いいなぁ~と思っていただけたら嬉しいです。
さて、たんぽぽツアー水曜日は来週で一旦、一区切りになります。
そして来週水曜日、一週間のまんなかは書人ももさん!
山形県から中部地方にぐぐ~っと南下して、静岡県東部の魅力をお届けします!
ももさんは私と同じ管理栄養士で大学で教員をされていたり、幅広い世代の方に食に関する講義や講演も行われてきた経験をお持ちです。
また、書人百花のYouTubeチャンネルでもご活躍されている多才なライターさんです!
ももさん、よろしくおねがいしま~す!
そして、次のたんぽぽツアーは9月25日金曜日公開です。
華金にお届けする、楽しい全国の旅ストーリーお楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。