プログラミング教育はどんなことするの?幼児期からできるオススメ玩具3選!!

どうも!元保育士でライターのゆうこです!!
子どもの考える力を育てる教育というのは、年々重要視されてきています。
その中で、学校教育に取り入れられたのが「プログラミング教育」です。
すでに小学校教育にはプログラミング学習というのが確立しており、必修化になっております。
決してはプログラマーになるための教育ではなく、考え方や情報リテラシーなどを学ぶということに重きをおいた学習となっています。
そこで養われる考え方こそが「プログラミング的思考」と言われています。
ですが、焦りますよね。
プログラミング教育になじみがないゆえに、実際にどんなことするのか?
「正直、まったく想像がつかない!」という方もいらっしゃるでしょう。
今回は小学校におけるプログラミング教育は具体的にどんなことを行うのかを知っていきましょう!
それらを踏まえて、小学校就学前からプログラミング的思考の土台を養うオススメ玩具も紹介いたします!
この記事ではこんなことについてお話します!
- プログラミング教育とは具体的にはどんなことをするのか?
- プログラミング的思考をつくる土台とは?
- プログラミング的思考を育てるおすすめのおもちゃ3選
遊びながら楽しく学べるおもちゃは、子どもの吸収力をより引き出します。
考える力が身につくお子さんを目指して、親子でトライ&エラーしていきましょう!
もくじ
プログラミング教育とは何か?
プログラミング教育を意識したおもちゃを取り入れるためには、まずプログラミング教育について知っていきましょう。
プログラミング教育とは、皆さんのイメージだとパソコンやタブレットを触ってあれこれするというイメージが深いかと思いますが。
「小学校プログラミング教育の手引」というのが、令和2年2月に文部科学省から出ており、そこでは以下のねらいがたてられております。
【プログラミング教育で学ぶこと!】
- ネットモラル等を身につけながら、適切に情報を扱う術を学ぶ。
- 論理的に考え、問題発見・解決に役立てる力とする。
- よりよい人生や社会づくりに役立てようとする態度を身につける。
情報技術が社会発展につながっており、ここ数十年でも大きく生活が変わりました。
これからの子どもたちは変わっていく情報社会に、自分で適切に判断し、考え、選択していく力が求められています。
そのような力を身につけていくことこそが、プログラミング教育の根幹なのです。
プログラミング教育は具体的にどんなことをするの?
では、プログラミング教育では具体的にどういうことをしていくのでしょうか。
「プログラミング」という科目が増えたわけではありません。
ポイントは、今まであった科目にプログラミング要素を取り入れた勉強を行っていくというところです。
2020年にプログラミング教育を取り入れることを前提に、文部科学省は2019年9月を「未来の学び プログラミング教育推進月間(通称:みらプロ)」と設定し、実際にプログラミング教育を小学校にて実施しました。
【具体的にはこんな授業が行われました!!】
- 町を調べて、その結果をチャットポットに反映させ、実際に利用してもらう。
(総合的な学習の時間) - 正多角形をプログラムを使って書く。(算数【小学5年生】)
- 無駄なく電気を使うにはどうすればいいのか。(理科【小学6年生】)
機械による自動発言システムのことを言います。
あらゆる質問に対しての答えをプログラムしておくことで、コンピュータが判断し、答えてくれるといったものです。
代表例でいえば、Twitterのbotや企業等でよくある公式LINEのようなものですね。
授業の内容にもよりますが、多くは情報機器を使い、チームで話し合いながらワークショップのような授業を行っております。
それゆえに、より高度な論理的思考力が試される授業になっていると考えられます。
プログラミング教育により培われる土台は幼児期から作れる!
小学校でのプログラミング教育では実際にパソコンを使った授業が多いのですが、その土台となる力はパソコンやタブレットを使わずとも培うことができます。
つまり、プログラミング的思考の土台となる能力は、幼児期から積み上げることができるのです。
プログラミング的思考や学ぶ目的については、書人しまさんの記事でぜひ予習くださればと思います。
元プログラマーということもあり、より専門的かつわかりやすく解説されておりますので、オススメです。
こちらの記事を見るとお分かりになるかと思いますが、「プログラミング的思考」とは目の前の問題を解決したり、目的を達成するためには、何をどんな順番で進めたらいいのかを考える力になります。
ここでは、そのプログラミング的思考について、さらに掘り下げていきましょう。
プログラミング的思考の土台とは?
プログラミング教育では情報機器を適切に扱い、順序立てながら論理的に問題の追求を行います。
その中で「プログラミング的思考」を養うというのが、ねらいとしてあります。
プログラミングのねらいや授業の取り組みから、主に下記の力がプログラミング的思考の土台と言われているものと考えられます。
【プログラミング的思考の土台】
- 思考力
- 問題解決能力
- 忍耐力
- 創造力
この土台をプログラミング教育を通して、さらに磨いていき、能力を高めていきます。
機械は正しく、ルールを守らねば使いこなすことができません。
そういった面でも、学べることが多くありそうですね。
この中でも、忘れがちなのがプログラミングには「創造的な面」があるということです。
プログラミングは創造する力!
元々プログラミングとは、コンピュータへの指示を行うことを指します。
様々な指示や結論を順序だて、論理的に組み合わせた結果、一つの動作が完成したり、機械が動いたりするのです。
つまり、組まれたプログラムによって、この一連の動作や機械自体が生み出されているのです。
この考え方が、よりよい人生や社会づくりに役立てようとする力に繋がっていっているわけですね!
時代が急速に加速し、パソコンやAIなどが世の中になくてはならない存在になりつつある今、いかに情報を正しく扱い、論理的に考えて行動できるかという力が求められています。
これからの子どもたちは、より高度な知識や行動が求められていくのかもしれません。
プログラミング教育に備えて、幼児期からできることとは?
「小学校へ入る前に少しでも子どもの為に準備をしておきたい!」と思っている親御さんは多いでしょう。
私もやはり同じ子を持つ母親として、常々思っています。
しかし、幼児期からパソコンを扱い、プログラミング教育を行うというのはなかなか難しいものがありますよね。
極力、使わせたくないと思っているご家庭もあるでしょう。
そこでお勧めしたいのが、玩具を通して、楽しく遊びながら「プログラミング的思考」の土台となる力を育てていくということです。
実際にパソコンを使わずとも、思考力、問題解決能力、忍耐力、創造力を養っていくことができる玩具はたくさんあります。
遊びながら身につけていく為、効率よく楽しんで学びに変えることができます。
そして、これらの能力を潜在的に身につけているかいないかによっても、今後の授業の取り組み方や吸収できる度合いが変わってくるでしょう。
今からプログラミング思考の土台を遊びながら楽しく身につけて、一歩リードできる力をつけましょう!
プログラミング教育準備!オススメのおもちゃ3選!!
では、プログラミング的思考を鍛えられるオススメのおもちゃをご紹介していきます。
3歳~4歳頃から取り入れられる玩具を厳選してみました!
3~4歳のお子さんの発達では空間的把握ができるようになります。遊びの幅もぐっと広がる時期です。
4歳以降からではルール、順序、秩序を理解し、守ることができるようになる年齢に差し掛かります。
この時期に合わせて、思考力を高められる玩具は子どもの成長を大きく伸ばしますよ!
- シンプルに遊びたい子にオススメ!!
「KAPLA®ブロック」 - アナログでプログラミング的思考を学びたい子にオススメ!!
「ころがスイッチ ドラえもん」 - 人気ブロック×プログラミングで、より高度な遊びがしたい子にオススメ!!
「学研のニューブロックプログラミング」
一つずつ紹介していきます。
「KAPLA®ブロック」
引用:KAPLA®
「KAPLA®ブロック」は、フランス生まれのとてもシンプルな木製ブロックです。
ブロックと言っても、パーツは1枚の木の板のみです。
それもサイズは1つしかありません。
引用:KAPLA®
しかし、子どもが持ちやすく、細やかな表現ができるよう緻密に計算されており、長さや幅や厚みが作られています。
その為、この板はなんと15メートル以上も積めるんです。
どこまで高く積めるかをやってみる人も続出しているんですよ。
引用:KAPLA®
このワンサイズの板を使い、自由な造形物を作っていくことができます。
素材にもこだわられているため、作ることから崩すことまで、五感を通じて楽しむことができます。
欧米では「魔法の板」と呼ばれているんですよ。
1枚の板を組み合わせていくだけで、こんな立体的なものも作れてしまいます。
引用:KAPLA®
- 創造力
- 集中力
- 器用さ
- 忍耐力
- コミュニケーション能力
様々な力を総合的に育むことができるため、教育現場でも取り入れられているブロックです。
遊びこむことで、プログラミング的思考の土台がしっかり作れそうですね。
ころがスイッチ ドラえもん
よりプログラミング的思考に近づけたい!という方はこちらのおもちゃがオススメです。
お子さんも大好きな方が多いドラえもんのおもちゃです。
そして、このおもちゃは2019年にの日本おもちゃ大賞で優秀賞を得ている優れている玩具なんですね。
「考える」「組み立てる」「試す」「直す」の4つのステップを通じて、プログラミング学習の基礎をアナログで遊びながら学ぶことができます。
たくさんの仕掛けとスロープを組み合わせて、うまくボールを転がすことができるように創造していきます。
- 論理的にものごとを考える力
- 問題解決能力
- 集中力
- 空間認識能力
大人も夢中になってしまいそうな魅力的なおもちゃです!
学研のニューブロックプログラミング
多くの教育現場でも取り入れられている学研のニューブロックです。
「このおもちゃ!見たことある!!」という方はとても多いでしょう。
ですが、ニューブロックの中でも、プログラミング学習を体験できるブロックがあることをご存じでしょうか?
これは実際にプログラムを覚えさせて動かすことのできるおもちゃなんです。
もちろん、パソコンやタブレットは私用しませんので、ご安心を!!
そして、こちらの玩具も2019年にの日本おもちゃ大賞で優秀賞を得ています。
遊び方は通常のニューブロックと最初は同じで、好きな形を組み合わせて動かしたいものを作っていきます。
そのあとは専用のモーターやLEDを繋げて、指示を出すクルーをコックピットにのせ、スイッチを動かしてプログラムさせていきます。
実行すると、プログラムした通りに創造したものが動くという遊びができます。
色のついたクルーを組み合わせて、どのような指示を出していくかをプログラムすることができるんですよ!
ちょっと本格的ですよね。
- 集中力
- 創造力
- 思考力
ニューブロックが元々好きであれば、取り入れてみるのも良いかもしれませんよ!
プログラミング教育とは?幼児期からできるオススメ玩具3選!!
小学校で行われているプログラミング教育の様子やプログラミング的思考を育むオススメ玩具についてお伝えしていきました。
プログラミング教育はまだまだ新しい分野の学習内容です。
そして、今後ますます発展し、浸透していくカリキュラムになるであろうということは明白でしょう。
幼児期にコンピュータを使うことがなかったとしても、遊びながら幼児期でプログラミング的思考の土台を作り、自分で考えて、行動する力を身につけていきたいですね。
時代に合わせた子育てが必要とされる私たちも、日々、アップデートを繰り返し、子どもと一緒に成長していかなければいけないのかもしれませんね。
今回ご紹介したおもちゃは子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめるものばかりです。
親子で一緒にプログラミング的思考を身につけていきましょう!
- ネットモラル等を身につけながら、適切に情報を扱う術を学ぶ。
- 論理的に考え、問題発見・解決に役立てる力とする。
- コンピュータの働きをよりよい人生や社会づくりに役立てようとする態度を身につける。
- 思考力
- 問題解決能力
- 忍耐力
- 創造力
- シンプルに遊びたい子にオススメ!!
「KAPLA®ブロック」 - アナログでプログラミング的思考を学びたい子にオススメ!!
「ころがスイッチ」 - 人気ブロック×プログラミングで、より高度な遊びがしたい子にオススメ!!
「学研のニューブロックプログラミング」
ちなみに、子どもの考える力を養いたいと思うのであれば、お金の教育もとっても大事なんです。
その理由は下記の記事にて記載していますので、興味のある方はぜひご覧くださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。